2015.08.12
シャリシャリ、プルプル……「食感」で選ぶ夏の冷たい手土産
のどごしがよく、食感が楽しい冷たいスイーツは、夏の楽しみ。帰省やお中元など、何かと手みやげを買う機会の多い今の時期。脱マンネリのためにおすすめなのが、『食感』に注目した選び方。今回は味も見た目も涼しげな、夏ならではの4選をご紹介します。
食感①プルプル
京都の梅を使った上品な大人スイーツ
京都・北野天満宮のそばに本店を構える<老松>の「葛ながし」は、北野天満宮の梅を使用。ところてんのようについて、器に出していただきます。伊勢丹新宿店のアシスタントバイヤーで、和菓子担当の遠藤理紗さんによると、「私も大好きでよく食べるのですが、上品な甘さで、梅ならではのスッキリした風味が特徴」とのこと。「すっぱくないので、梅が苦手な方でも大丈夫です」。吉野葛のつるつるとしたのどごしの良さは、夏の暑さでうだった体にいっそうおいしく感じられます。
食感②プルン
独特の食感が楽しい!フルーツポンチ
東京ナイズドしたアジアンスイーツを提案する<リーポール>からは、ブランド名を冠したフルーツポンチが登場。「SOSA玉という玉が入っていて、口のなかで割れるとマンゴーピューレとタピオカが出てきます。まさに新食感のフルーツポンチですね」(遠藤さん)。フランボワーズやメロン、ブルーベリー、パイナップルと、様々なフルーツが入っており、とても華やかな味わい。涼しげなガラスの器でいただきたいスイーツです。
食感③シャリシャリ
見た目にも涼しい、京都の琥珀菓子
見た目で『涼』を取るのは、夏の和菓子の特徴。寒天をベースにした琥珀菓子は、その代表的なお菓子です。小さな金魚と青い水輪が涼しげな「夏花火」は、京都の老舗<亀屋良長>のもの。シャリシャリとした食感も楽しいひと品です。「京都の人気テキスタイルメーカー、SOU・SOUデザインのカードがついているので、メッセージを添えて渡してもいいですね」(遠藤さん)。常温で保存でき、持ち運んでも崩れる心配がないのもうれしいポイントです。
食感④とろ〜り
リップタイプの飴は冷たい炭酸水に混ぜて
有平糖をベースにした蜜飴を、チューブにIN。リップグロスを思わせるデザインに、思わず「かわいい!」と声を上げてしまいそう。「江戸の若い女性は、唇のつや出しに飴を塗っていたそうなんです。このまま食べてもおいしいですが、炭酸水に入れたり、バニラアイスにかけたりするのがおすすめですよ」(遠藤さん)。フルーツの濃縮果汁などが入った中身は、そのまま食べるととろりとしてかなりフルーティ。乙女心をくすぐるスイーツです。
いかがでしたか? 食感で選んだお菓子たちですが、見ているだけでも涼しさを味わえますね。「特に和菓子は、意匠にも季節感が表われるのがおもしろいですよね。繊細な日本人の感性が感じられます」と遠藤さん。今年の夏の手みやげは、おいしさと一緒に涼を届けてみませんか?
商品の取扱いについて
記事で紹介している商品は、伊勢丹新宿店本館地下1階=甘の味/Ameya Eitaro、茶の道/老松、亀屋良長、カフェ エ シュクレ/リーポールにてお取り扱いがございます。
※本記事に掲載された情報は、掲載日時点のものです。商品の情報は予告なく改定、変更させていただく場合がございます。
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