ストリート男子が手がけるピーナッツバター「HAPPY NUTS DAY」_01

千葉県九十九里町、潮っけの香る海沿いの畑で生まれたピーナッツバター「HAPPY NUTS DAY」。この小さなご当地ブランドを手がけているのは、もともとスケーター仲間だったという、中野剛さん、錦昭光さん、村井駿介さんら3人の男子たち。ストリートで遊んでいた彼らが「完全手作り」のピーナッツバターを世に送り出すことになった、フレッシュでクランキーな物語をどうぞ。

国産原料・添加物一切なし、焙煎の香り高いピーナッツバター

「HAPPY NUTS DAY」の原材料は、千葉県九十九里産のピーナッツと海塩、北海道産のてんさい糖の3つのみ。素材そのものの味で勝負するからこそ、おいしさの秘訣は焙煎の技術にかかっているのです。ピーナッツをしっかりと深煎りすることで香りを引き出すという手作り製法に合わせて、千葉県内の工場でオリジナルの生産ラインを組み、日々焙煎職人さんたちが腕をふるっています。

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しかし、30秒でも焙煎時間にズレが出ると、途端に苦みが出てしまうピーナッツ。はじめのうちは何度もトライアルを重ね、焦げ付き具合の色見本を作り、何度も職人さんたちとやり取りしながら理想の焙煎を追求していったそう。そして、こんがりと焙煎できた後は、その香ばしさを閉じ込めるため、すぐにペースト加工へ。こうした時間との勝負が、無添加ピーナッツバターのおいしさを担保しています。

九十九里の景色がすべてを決めた

「HAPPY NUTS DAY」を営む中野さん、錦さん、村井さんの3人は、スケボーやBMX好きの仲間を通じて知り合い、いまもプライベートで遊ぶ友人同士。そんなストリート出身の彼らが、なぜ食品ブランドを立ち上げるに至ったのでしょう? そのヒントは、発起人である村井さんの地元・千葉県九十九里にありました。きっかけは3年前、発足当時の様子を中野さんはこう語ります。

「ある日、村井から突然電話がかかってきたんです。『うちの地元で何かやらないか?』ってね。聞いてみれば、実家が九十九里にあって、落花生をはじめ、トマト、白ネギなど60品目を育てる畑があるという。なんとなく楽しそうだなと思って気軽な気持ちで行ってみると、そこには最高の景色が広がっていたんです。この情景に一発でやられてしまって、もう次の瞬間には、『ここで何かやるしかない!』って思いましたね」

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潮風の香るまっさらな青空のもとで、極上のピーナッツが育てられている。

その後、中野さんの昔からの友人であり、神戸で精肉の流通をインディペンデントで手がけていた、いわば「食品のプロ」の錦さんが合流。こうして、ゼロからのピーナッツバター作りが始まったのです。

「農業って楽しい!」から、ピーナッツバターが地域活性の一端を担う未来へ

ブランドを立ち上げて間もない頃、六本木・森アーツセンターで開催された「PEANUTS展」の限定ショップからオファーが入り、スヌーピーを生んだコミック「PEANUTS」とのコラボパッケージが実現。その展覧会をきっかけに拍車がかかり、営業活動をすることもほとんどないまま、現在では全国60店舗ほどへ商品を卸しています。

一方、千葉県の農家との交流を重ねるうちに、日本国内の農業事情に問題意識が芽生えてきたと錦さんらは語ります。一年間手塩にかけて生産された落花生なども、需要の落ち込みによって非常に安価で買い叩かれてしまうという現実。また、後継者不足も深刻で、国内の農家は減少の一途をたどっています。

「料理なんてほとんどしたことがなかった僕らが、1個ずつピーナッツをすり鉢でペーストにするところから始まり、わいわい遊んでいたらこの商売が始まっていたという感覚があります。でも、国内にピーナッツバターのインディーズブランドなんてほとんどなくて、生産量が減っている落花生において、気が付けばブルーオーシャンな市場があった。こうしたピーナッツバターみたいな存在って日本国内にはたくさんあると思うんです」

そう語る中野さんらは、スケーターの友人たちを招き、九十九里での農業体験ツアーなどもたびたび実施しています。

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スケーター仲間20人強が集結した農業体験。

「友人たちに農業を体験してもらうと、みんなすごく楽しんでくれるんですね。そういう現場を見て、農家のおじちゃんたちも喜んでくれて。最近では、僕らみたいなタイプの人間が農業や食品流通に関わることで、農家を元気づけられることもあるのかな、と感じるようになりました。今後は農家と直接契約を結ぶなどして、もっと適切な値段で落花生を買い取りできるような仕組みも考えていきたいと思っています」

「HAPPY NUTS DAY」の楽しい挑戦は、まだ始まったばかり。まずは九十九里の風をたっぷり吸収した、香ばしいピーナッツバターの味わいをお試しあれ。

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HAPPY NUTS DAY

左から村井駿介さん、錦昭光さん、中野剛さん。2013年に創業し、さまざまなイベントやブランドとコラボレーションをしながら、オリジナルのピーナッツバターを発信している。

文: 塚田有那

写真:HAPPY NUTS DAY, 商品写真: Kin Mizuki

商品の取扱いについて

※本記事内でご紹介しているアイテムは、三越伊勢丹でのお取扱いはございません。

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秋グルメの最高峰!? トリュフ香る贅沢スープ

カフェプルニエパリのクリームスープ バゲット付
カフェプルニエパリのクリームスープ バゲット付

<カフェ プルニエ パリ>クリームスープ フレッシュトリュフを添えて 3,240 円(税込)

パリ・マドレーヌにあるカフェレストラン<カフェ プルニエ>の日本第一号店が、2018年10月5日(金)に伊勢丹新宿店にオープン! ぜひとも味わいたい季節限定メニューがこのスープ。イタリア産フレッシュ黒トリュフと、フォアグラを贅沢に使った一品です。添えられたエディアールのバゲットに、卵黄を溶かしたスープをたっぷりとしみ込ませれば、さらに美味しさ倍増! スープボウルから立ち上るスライストリュフの香りと、濃厚なフォアグラ、クリームスープが三位一体となって醸し出す、美食体験をぜひ!

※取扱い:伊勢丹新宿店
※販売期間:10月17日(水)~31日(水)

文: 原口りう子

※本記事に掲載された情報は、掲載日時点のものです。商品の情報は予告なく改定、変更させていただく場合がございます。

商品の取扱いについて

記事で紹介している商品は、伊勢丹新宿店本館地下1階=プラ ド エピスリーにてお取扱いがございます。またピエール・エルメ・パリの商品の一部は伊勢丹オンラインストアでもお取扱いがございます。

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1粒300円超え! 地味だけど唸る美味しさ

ぼうだい本舗の露渋栗
ぼうだい本舗の露渋栗

<ぼうだい本舗>露渋栗(1個入り) 335円(税込)

京都の老舗甘納豆店<ぼうだい本舗>の「露渋栗」は、なんと1粒300円を越える高級和風グラッセ。ちょっとしたケーキほどのお値段ですが食べてみれば納得。口の中に広がる上品な味わいは、熊本県産の和栗本来の甘さ。濃いめのほうじ茶と一緒に食べれば、至福の瞬間が訪れます。素材の味を生かす丁寧な仕事に、食通のあの人も唸るはず。ここぞというときの手土産におすすめです。

※取扱い:伊勢丹新宿店

文: 嘉藤美保子

※本記事に掲載された情報は、掲載日時点のものです。商品の情報は予告なく改定、変更させていただく場合がございます。

商品の取扱いについて

記事で紹介している商品は、伊勢丹新宿店本館地下1階=甘の味/名匠銘菓にてお取扱いがございます。 
また、伊勢丹オンラインストアでもお取扱いがございます。

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まるでお茶漬け!? だしで食べる和風グラノーラ

久右衛門のだしで食べるグラノーラセット
久右衛門のだしで食べるグラノーラセット

<久右衛門>だしで食べるグラノーラセット(1セット/グラノーラ200g・久右衛門だし×5包)1,685円(税込)

新感覚のグラノーラが<久右衛門>から登場しました。大麦をベースに、大豆、そば、えのき茸、くるみを加え、味噌で焼き上げた国産素材の和風グラノーラ。ここに、だしパック「久右衛門だし」で抽出した相性抜群のだしをかけていただきます。いわし煮干し・かつお節・焼きあご・昆布・椎茸など国産素材だけを贅沢に使用した芳醇なだしと、滋味豊かなグラノーラが混ざり合い、味わいや食感の変化を時間とともに楽しめます。クセになるこの美味しさを、ぜひ一度お試しあれ。

※取扱い:伊勢丹新宿店、伊勢丹オンラインストア
※販売期間:2018年9月19日(水)~10/2(火)

文: 香取里枝

※本記事に掲載された情報は、掲載日時点のものです。商品の情報は予告なく改定、変更させていただく場合がございます。

商品の取扱いについて

記事で紹介している商品は2018年9月19日(水)~10/2(火)の間、伊勢丹新宿店本館地下1階=粋の座/久右衛門にてお取扱いがございます。また、<久右衛門>の一部商品は伊勢丹オンラインストアでもお取扱いがございます。

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期間限定の甘い幸せ♡ ピエール・エルメの焼きたてヴィノエワズリー

クロワッサン オ ザマンド
クロワッサン オ ザマンド

<ピエール・エルメ・パリ>クロワッサン オ ザマンド (1個/日本製)486円(税込) 

<ピエール・エルメ・パリ>からこの期間、伊勢丹新宿店限定でクロワッサン オ ザマンドがお目見え。クロワッサンの中に、コクのあるくるみと華やかな香りのヘーゼルナッツ風味のアーモンドペーストが入っていて、今まで食べたことのない深みのある味わい! 外はサクサク、中はしっとりした生地の食感も楽しめるところは、さすが“パティスリー界のピカソ”と称される巨匠のヴィノエワズリー。1日2回焼き立てが届けられる、2週間だけのお楽しみです。お見逃しなく!

※取扱い:伊勢丹新宿店
※販売期間:2018年9月19日(水)~ 10月2日(火)、各日平日100点限り、土・日・振替休日各日120点限り
※販売時間:午前10時30分~、午後14時~

文: 松本いく子

※本記事に掲載された情報は、掲載日時点のものです。商品の情報は予告なく改定、変更させていただく場合がございます。

商品の取扱いについて

記事で紹介している商品は、2018年9月19日(水)〜10月2日(火)までの期間中、伊勢丹新宿店本館地下1階=グラン アルチザン/ピエール・エルメ・パリにてお取扱いがございます。<ピエール・エルメ・パリ>の商品は伊勢丹オンラインストアでもお取扱いがございます。

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優雅なお月見にいかが? <ピエール・エルメ・パリ>のオリジナル月餅(ムーンケーキ)

Assortiment de 4 Mooncakes ムーンケーキ 4個詰合せ
Assortiment de 4 Mooncakes ムーンケーキ 4個詰合せ

<ピエール・エルメ・パリ>Assortiment de 4 Mooncakes ムーンケーキ 4個詰合せ (1箱・要冷蔵/日本製)3,888円(税込)

9月24日は、中国の中秋節。1年でもっとも美しい満月がみられる日として、古くから月餅を食べる習慣があるのだとか。その月餅を、パティスリー界の巨匠、ピエール・エルメが作ったら……。昨年発表して人気を博した「ムーンケーキ」が、今年は伊勢丹新宿店に登場します。風味あふれるローズ入りアーモンドビスキュイ、ライチのパート・ド・フリュイ、フランボワーズの3つが見事に調和する「イスパハン」は、優雅なおいしさにうっとりしてしまいます。ほかに、柚子と抹茶が香る「テベール エ ユズ」、ショコラとプラリネを組み合わせた「プラリネ エ ショコラ」、アーモンドとバニラの香り高い「アンフィニマン ヴァニーユ」の全4種類が1箱に。パリや香港では“お月見”に家族や親しい人と食べる、人気のアイテムなのだとか。満月の夜の手土産にしたら自慢できそう。

※取扱い:伊勢丹新宿店
※販売期間:2018年9月1日(土)~ ※予定数なくなり次第、販売終了

文: 松本いく子

※本記事に掲載された情報は、掲載日時点のものです。商品の情報は予告なく改定、変更させていただく場合がございます。

商品の取扱いについて

記事で紹介している商品は、2018年9月1日(土)〜数量限定で、伊勢丹新宿店本館地下1階=グラン アルチザン/ピエール・エルメ・パリにてお取扱いがございます。<ピエール・エルメ・パリ>の商品は伊勢丹オンラインストアでもお取扱いがございます。

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