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2015.07.28

おすすめアイテム

時代を超えてプロに愛され続ける、「モヴィエルの銅鍋」の実力

良い道具を使うと料理の腕が上がる!? とは言い切れませんが、モチベーションアップのために形から入るのは決して悪いことではありません。

本物を選び、本物に触れることで得られる喜びや感動は、人を動かす原動力になる。フランスが誇るモヴィエルの銅鍋も、そんな存在の逸品です。

食の宝庫で生まれたモヴィエルの銅鍋

時代を超えてプロに愛され続ける、「モヴィエルの銅鍋」の実力_2

フランスの北西部に位置するノルマンディ地方は、今も昔も変わらぬ食の宝庫。質の高いチーズやバター、ドーバー海峡の舌平目やムール貝、リンゴを使ったお酒のシードルやカルヴァドスなど、特産物には事欠きません。ゆえに、昔からこの地域には、食材を求めて数多くの料理人たちがやって来たのだとか。それが、『モヴィエルの銅鍋』の誕生につながりました。

1830年、ノルマンディ州の銅の神様と呼ばれる地で創業したモヴィエル。もともとは教会の鐘を作っていましたが、ここを訪れる料理人たちの依頼で、次第に鍋を作るようになりました。プロのお眼鏡にかなうよう、サイズからハンドルのカーブに至るまで微細にわたって要望を聞き入れた結果、使い勝手のみならず、見た目の美しさをも兼ね備えた銅鍋が誕生。その形状と高い品質は、200年近い時を経た今でも、何ひとつ変わることなく受け継がれているのだそうです。

モヴィエルにまつわる数々の秘話

時代を超えてプロに愛され続ける、「モヴィエルの銅鍋」の実力_3

プロの道具として誕生したモヴィエルの銅鍋。その実力は、時代を超えてもプロのシェフやパティシエたちに高く評価されています。「フランスはもとより、世界中にある多くの一流レストランで長年愛用され続けているのが、何よりの証拠です」と話すのは、モヴィエル輸入代理店・株式会社フジイの埋橋美奈(うずはしみな)さん。「世界に名を馳せるそうそうたるシェフたちに、『この鍋でなければできない料理がある』とか、『使う人を最も美しく見せる鍋である』と言わしめてしまうほどなんですよ」

さらにもうひとつ、モヴィエルには驚くべき逸話があると埋橋さん。「2004年に、あのタイタニック号から、モヴィエルの銅鍋が引き上げられたのです。100年近い間海の底で眠っていたにもかかわらず、形はほぼ当時のままでした」。1912年当時、世界最大の豪華客船だったタイタニック号の厨房で使われていたという事実はもちろん、その強靭な耐久性にも驚かされるばかりです。

憧れの銅鍋で理想のキッチン作り

時代を超えてプロに愛され続ける、「モヴィエルの銅鍋」の実力_4

名実ともに、鍋界の最高峰の座に君臨するモヴィエル。プロでなくともぜひ使ってみたい! というわけで、埋橋さんに、おすすめのアイテムについて伺いました。

「家庭で使うなら、まずはベーシックなソースパンから。12~20cmまで、幅広いサイズバリエーションがあります。また、浅めの両手鍋もおすすめです。煮炊きからオーブン調理まで、便利に使えます。さらに、見た目にもかわいらしいミニチュアサイズの鍋は、テーブルウェアとして人気です。小さくても、品質はもちろんそのままですよ」

もうひとつ気になるのが取り扱い方。銅鍋はお手入れが大変なイメージがありますが、実際はそうでもないようです。

「鍋の内側はステンレス製なので、普通に洗剤で洗うだけでOKです。こびりつきが取れにくい場合もしばらくお湯につけておけばはがれます。丈夫にできているので、研磨剤を使っても大丈夫です。外側の銅製部分も、常に特別なお手入れをする必要はありませんが、ときどき、酢・塩・小麦粉(酢 大さじ1+1/2、塩 大さじ1、小麦粉 大さじ1+1/2)を混ぜたもので磨くと、美しい銅色がよみがえります」

使い込むほどに、その人ならではの味が映し出される銅鍋。人の一生よりも長く、世代を超えて使うことができると思えば、決して高価な買物ではないのかもしれません。少しずつ買い集め、ひとつひとつ鍋を育てながら、理想のキッチンを作っていく。そんな楽しみ方も、素敵ですよね。

文: 鈴木友紀

※本記事に掲載された情報は、掲載日時点のものです。商品の情報は予告なく改定、変更させていただく場合がございます。

商品の取扱いについて

記事でご紹介している商品は、伊勢丹新宿店本館5階キッチンダイニング/キッチン用品、日本橋三越本店本館5階=キッチン雑貨でお取扱いがございます。
また、伊勢丹オンラインストアでも<モヴィエル>をお取扱いいたしております。

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