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2015.07.01

どこよりも早く解禁! 国産新酒ワイン「ヌーヌーボー」の愉しみ方

どこよりも早く解禁! 国産新酒ワイン「ヌーヌーボー」の愉しみ方01

山梨県のワイナリー<ドメーヌQ>が手掛ける白ワイン「NOUNOUBEAU(ヌーヌーボー)」。どんな「ヌーボー(新酒)」よりも新しいということから「ヌーヌーボー」と名付けられました。今年は7月31日に解禁日を迎えます。

通常、日本におけるぶどう収穫の開始時期は、8月上旬。それに対して「ヌーヌーボー」は、7月上旬に収穫したばかりのデラウェアという品種を使うのだとか。なぜそんなに早く収穫できるのか? その秘密は、ぶどうを栽培している甲府市甲運地区の独特な環境にありました。

なぜこんなに早く出荷できるのか?

付近に採石場が多く、地面が石で覆われている、甲府市甲運地区のぶどう畑。日当たりの良い南向き斜面一等地に位置していることに加え、昼間に太陽の熱で温められたこの畑を覆う石が、夜になっても地面の温度を保ってくれるのです。

そのため、<ドメーヌQ>のある甲運地区で、デラウェアの出荷がはじまるのは7月上旬。他の地域より1ヵ月も早い収穫が可能なのです。さらに「ヌーヌーボー」では、仕込みの工程においても独特な工夫がなされているのだとか。

「ヌーヌーボー」の原料は、熟す前の青い状態で収穫された「青デラ」と呼ばれるデラウェア。通常デラウェアは完熟が近づくにつれ、色が濃くなり、リンゴ酸に由来する酸味が減って、糖度が上がります。でも、「ヌーヌーボー」で使われる「青デラ」は、まだ果汁にリンゴ酸を多く含んだもの。そのため「キリッとした切れ味」の新酒に仕上がるのです。

どこよりも早く解禁! 国産新酒ワイン「ヌーヌーボー」の愉しみ方02

暑い季節にぴったり。ヌーヌーボーの愉しみ方

また、「ヌーヌーボー」は、ゆっくりと低温発酵で醸造することで、ワインにぶどうの風味をしっかり閉じ込めているのだとか。酸味のなかにも、ぶどうの風味とともにキンモクセイのような、甘い香りを愉しむこともできます。

そして、ノド越しのすっきりとした味わいの「ヌーヌーボー」は、まさに真夏の盛りにぴったりです。キリッと冷やして、リンゴ酸の酸味とさわやかな風味を愉しみたいところ。また、クラッシュした氷にミントの葉を浮かべて愉しんだり、炭酸で割ったりしても、おいしくいただけます。

そんな新たな希少価値のあるワイン「ヌーヌーボー」は、伊勢丹新宿店・グランド カーヴ及び伊勢丹オンラインストアにてご予約いただけます。予約期間は2016年7月6日(水)~7月30日(土)。予約品のお渡し日ならびに、販売期間は7月31日(日)の解禁日からはじまります。どこよりも早く、今年収穫されたデラウェアをワインとして愉しめる1本です。

<ドメーヌQ>ヌーヌーボー プライベートリザーブ 2016(日本製/白/750ml)【120点限り】 2,160円(税込)

文: ワタナベダイスケ

写真:Thinkstock/Getty Images(2枚目)
※「FOODIE」2015年7月号掲載の再編集記事です。

※本記事に掲載された情報は、掲載日時点のものです。商品の情報は予告なく改定、変更させていただく場合がございます。
※20歳未満の方の飲酒は法律で禁じられています。

商品の取扱いについて

記事で紹介している商品は、伊勢丹新宿店本館地下1階=グランド カーヴにてお取り扱いがございます。

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