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2015.06.27

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夏こそ甘酒? 冷やして楽しむ日本伝統の味

夏こそ甘酒? 冷やして楽しむ日本伝統の味01

甘酒といえば、寒い冬の日に、フーフー冷ましながら飲むものというイメージ。ですが、江戸時代には暑い夏の飲み物として、庶民の間で親しまれていました。

暑い最中に声を張り上げて行商する「甘酒売り」は、江戸の夏の風物詩。俳句の世界でも「甘酒」は夏の季語として捉えられているのです。

もともと栄養価の高い甘酒は、夏の栄養補給にピッタリ。そのため、最近は冷やして夏に楽しむスタイルもひそかな人気となっているようです。夏ならではの甘酒の楽しみ方を伊勢丹新宿店・和酒担当の吉澤拓也さんにうかがいました。

「飲む点滴」と呼ばれるわけは?

甘酒は大きく分けて、米と米麹を原料に造られるタイプと、酒粕を溶かして造られるタイプの2つがあります。まずは、その違いについて吉澤さん。

「米と米麹から造るのは昔ながらの伝統的な製法です。でんぷんを糖化させて甘みを出すので、砂糖を使わない、自然な甘さが特徴。アルコールも入っていない(Alc 0.00%)ので、お子さまにも飲ませられますね。酒粕をお湯で溶かして造るタイプは、砂糖を加えて甘みをプラスするもの。どちらも栄養価は高いですが、健康志向から砂糖を使わない米と米麹で造られるタイプの方が人気です」

どちらもブドウ糖、ビタミン、アミノ酸が豊富で、その成分内容は栄養剤としての点滴と非常に似ているのだとか。まさに「飲む点滴」とも言われています。

加えて吉澤さんは「これだけの栄養を効率良く摂取できるのは魅力的です」と、補足。まさに甘酒は、滋養たっぷりでカラダにやさしい栄養ドリンクなのです。

モデルも注目。甘酒で美を磨こう

健康にうれしいアミノ酸、食物繊維とオリゴ糖が豊富な甘酒。実際、夏は甘酒パワーがモデルさんたちの間でも人気のよう。

「このシーズンは、やはり冷やして飲むのがおすすめです。ストレートやロックで甘酒そのものの味を楽しむほか、牛乳で割るとコクが出ます。ソーダで割れば、キリッとした喉ごしになりますよ。あと、練乳と混ぜて、かき氷にかけるというのも試してもらいたいですね」

さらに「ヨーグルトと混ぜたり、ゼリーにしたり、楽しみ方はいろいろ」と、吉澤さん。飲み物としてだけでなく、甘味料として捉えると、もっと用途は広がりそうです。

おすすめの甘酒2銘柄

甘酒もメーカーによって、飲み口はさまざま。そこで吉澤さんがおすすめする、甘酒2本をご紹介いただきました。

32_夏こそ甘酒? 冷やして楽しむ日本伝統の味02

(写真左)<八海山>麹だけでつくった あまさけ 825g 864円(税込)
(写真右)<国菊>あまざけ 900ml 713円(税込)

「日本酒メーカー<八海山>の『麹だけでつくった あまさけ』は、日本酒の技術を生かし、米麹の粒を溶かした、サラッとしたタイプ。酒造りに使う麹と同じ製造技法で造られた麹が使われています。麹の原料となるお米は精米歩合60%まで磨かれているので、雑味がなくすっきりとした味わいです。もう1本は、甘酒メーカーとして有名な篠崎の<国菊>『あまざけ』。米麹の粒をあえて残した、濃厚な口当たりの甘酒です。甘酒造りの老舗メーカーらしい、昔ながらの味わいが楽しめますよ」

対照的なこの2本、飲み比べてみるのも楽しそう。この夏、日本伝統の味で、元気いっぱい過ごしたいものですね。

文: 浅野未華

写真:amanaimages(1枚目)

※本記事に掲載された情報は、掲載日時点のものです。商品の情報は予告なく改定、変更させていただく場合がございます。

バイヤー・スタイリスト / 吉澤拓也
伊勢丹新宿店・和酒担当。趣味はアウトドア。マイブームは日本酒で、キャンプにも持参するほど。

商品の取扱いについて

記事で紹介している商品は、伊勢丹新宿店本館地下1階=粋の座/和酒コーナーにてお取扱いがございます。

※本記事に掲載された情報は、掲載日時点のものです。商品の情報は予告なく改定、変更させていただく場合がございます。

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