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2021.01.13

日本橋三越本店で買えるいちご大福2021食べ比べ。チーズクリーム入りも登場します!

<菓匠花見>苺大福

いちごの季節になると見逃せないのが「いちご大福」。毎年早春には、日本橋三越本店にもさまざまな品が登場します。材料はシンプルながらも、素材の産地や生地の種類が違うだけで味わいが大きく変わる奥深い和スイーツ。そこで、今回は名店の5品の魅力を徹底比較してみました。

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<京都祗園あのん>あんことマスカルポーネチーズが調和する、クリーミーないちご大福

<京都祗園あのん>あんぽーね苺大福

<京都祗園あのん>あんぽーね苺大福(1個) 324円(税込) ※販売期間:〜2021年1月31日(日)

あん 粒あん。砂糖をブレンドして使用。甘みとコクがある
いちご その時期に最良の国産いちごを使用
生地 ふわふわのもっちりとした求肥生地

最近、流行っているのが大福にいちごをちょこんとのせたキュートなフォルム! こちらは、あんこづくりの伝統的技法を軸に、和洋の枠を超えたお菓子作りを目指す<京都祗園あのん>が手がける「あんぽーね苺大福」です。北海道十勝産小豆をじっくりと炊きあげた粒あんと、マスカルポーネチーズのクリーム、そして大粒いちごをふわふわもっちりの求肥で包んでいます。

ユニークな組み合わせではありますが、あんこといちごの優しい甘さがチーズのコクと相性ばっちり! それぞれの素材の風味を楽しめるように、あんことチーズクリームの割合を何度も調整したというこだわりの逸品。和菓子でありながら、洋スイーツのような、新感覚のおいしさが魅力です。

※取扱い:日本橋三越本店 本館地下1階

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<菓匠花見>酸味の少ない「章姫」が主役! いちごならではの甘さを堪能

<菓匠花見>苺大福

<菓匠花見>苺大福(1個) 303円(税込) ※販売期間:2021年1月8日(金)~ ※毎週月曜日を除く

あん 小豆の風味がしっかりしたこしあん
いちご 埼玉県産「章姫」を使用。酸味が少なく、甘みがしっかりしている
生地 ふわっとした食感ながらもコシがある生地。噛むと滑らかなくちどけで餡と苺がマッチします。

大正元年、浦和に誕生した<菓匠花見>の和菓子は、職人が毎日本店工房ですべて手作り。こちらのいちご大福もおいしさが損なわれないよう、毎朝店頭に並ぶ分だけを作って出荷しています。

いちごには、地元埼玉県産の「章姫(あきひめ)」を使用。やや柔らかい果肉はとてもジューシーで、酸味が少ないため、甘さが際立っているのが特徴。大福に使用する章姫は、指定農家から直送で届くものだけに限定しているため、鮮度も抜群です。

あんには、いちごのおいしさを引き立てるこしあんを使用。小豆の風味がしっかりしているので、いちごと一緒に口に含んだときに存在感が発揮されます。大きめのいちご大福は、一口でほおばるといちごの香りが一気に広がり、口福感に包まれること間違いなし!

※取扱い:日本橋三越本店 本館地下1階

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<清月堂本店>食べる宝石! 希少なブランドいちごを贅沢に丸ごと包んだ大福

<清月堂本店>ミガキイチゴ大福

<清月堂本店>ミガキイチゴ大福(こしあん・みるくあん各1個) 各432円(税込) ※販売期間:2021年1月20日(水)〜2021年1月26日(火)

あん 北海道産小豆を使った、あっさりとしたあん
いちご 宮城県山元町産の「ミガキイチゴ」。甘みと酸味のバランスが抜群
生地 新潟県産「こがねもち」を主に羽二重粉を合わせたなめらか、ふんわりとした生地

明治40年に銀座で創業した<清月堂本店>は、都内有数の人気和菓子店。納得のいくおいしさを持ついちごを探し求めてたどり着いたのが、宮城県山元町で作られる「ミガキイチゴ」。食べる宝石とも呼ばれるブランドいちごで、甘みと酸味のバランスがよく、しっかりした果実の食感が特徴です。

北海道産小豆を使った、あっさりと口どけのいいあんとも相性もばっちり。新潟県産「こがねもち」に羽二重粉を加えた餅は、もち米の力強さと羽二重粉のふわっとキメ細かい口当たりを兼ね備えています。緑茶はもちろん、コーヒーや紅茶、少し温めたミルクと一緒にどうぞ。

※取扱い:日本橋三越本店 本館地下1階

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<たねや>いちごと粒あんを口に入れた瞬間のおいしさを追求!

<たねや>いちご大福

<たねや>いちご大福(2個入) 756円(税込) ※販売期間:2021年2月3日(水)〜

あん 粒あん。北海道産小豆を使用。甘さ控えめ
いちご 酸味とみずみずしさのバランスが良いいちご
生地 滋賀羽二重糯。粒が大きく、蒸し上げた時の香りが甘い。ねばりや伸びが力強く、コシのあるやわらかさが特徴

創業明治5年、近江の老舗菓子舗<たねや>のいちご大福は、風味豊かな小豆の味わいと、いちごの香りや食感が口いっぱいに広がるよう、あんや餅のバランスを熟練の職人が細かく調整。いちごの風味を引き立たせています。

甘さを抑えた北海道産小豆の粒あんと、みずみずしいいちごの酸味が絶妙にマッチ! また、生地には地元滋賀の「滋賀羽二重糯(しがはぶたえもち)」を使用。八分搗きにし、歯切れよく仕上げたお餅に粒あんといちごを包んだこだわりの一品。いちご、粒あん、餅のバランスが抜群の美味しさです。

※取扱い:日本橋三越本店 本館地下1階

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<赤坂青野>ジューシーな新種のいちごと老舗の技が生み出した逸品

<赤坂青野>いちご大福

<赤坂青野>いちご大福(1個) 324円(税込) ※販売期間:2021年1月13日(水)〜2021年1月19日(火)

あん こしあん。北海道産エリモ小豆を使用。粒子が細かく口に含むと溶ける
いちご 佐賀県産の「いちごさん」。甘みと酸味のバランスが良くジューシー
生地 国産のもち米を使用したもち粉に、砂糖・水飴を加え丹念に練り上げた求肥餅。柔らかさの中にもコシがある

東京赤坂で120年あまり暖簾を掲げる<赤坂青野>は、至高のいちご大福を作りたいという思いから、佐賀県産の新種いちごの「いちごさん」をセレクト。華やかな甘さや果汁のジューシーな味わいもさることながら、凜と美しい色と形が目を惹きます。

一晩水浸けにした北海道産エリモ小豆を丹念に炊き上げ、なめらかに整えたあと、じっくりと練り上げてこしあんにします。粒子が細かいので、くちどけは驚くほどさらり! そのこだわりのあんを包むのは、国産のもち米を使用したもち粉に、砂糖・水飴を加え丹念に練り上げた求肥餅。柔らかさの中にもコシがあり、こしあんといちごの甘みと酸味をまとめます。さっぱりとした味わいで、食後のデザートにもうってつけです。

※取扱い:日本橋三越本店 本館地下1階

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いかがでしたか? 各店とも、生地・あん・いちごにこだわり尽くした「いちご大福」。どれも今の時期だけにしか出会えないおいしさです。ぜひ食べ比べで、味わいの違いを楽しんでください!

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文:末吉陽子

商品の取扱いについて

記事で紹介している商品は、日本橋三越本店 本館地下1階=菓遊庵、和菓子各ショップにてお取扱いがございます。

※本記事に掲載された情報は、掲載日時点のものです。商品の情報は予告なく改定、変更させていただく場合がございます。

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