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2015.06.26

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2015年も後半戦! 半夏生は「タコ」で英気を養おう

「半夏生(はんげしょう)」という暦日をご存知ですか? 半夏生とは、季節を表す方式である七十二候のひとつ。夏至から数えて11日目にあたる日のことです。「チュウ(夏至)ははずせ、ハンゲ(半夏生)は待つな」ということわざがあるように、稲作が盛んな日本では、古来より夏至が過ぎてから半夏生までに田植えを済ませるのが望ましいとされてきました。

「苗が根づきますように」タコに願いをこめて

そんなふうに田植えを終えた農家の人々は、半夏生に休息をとったり、お供えをして田の神を祭ったり……。半夏生ならではの風習が、各地に存在しています。

なかでも近畿地方では「植えたばかりの苗が、タコの足のごとく大地にしっかり根づくように」との願いを込めて、半夏生にタコを食べるようになったそう。瀬戸内海のタコはちょうど初夏に旬を迎えるため、栄養たっぷりのタコを食べて疲れを癒す意味もあったのかもしれません。

日本屈指の真ダコの漁獲量を誇る兵庫県明石市では、まさにこれからの季節である6〜8月が水揚げの最盛期。この時期は真ダコのエサとなるカニやエビなどが増えるため、真ダコが栄養を蓄え、特に味が良いとされています。今回はそんな旬のタコを使った、おすすめ惣菜をご紹介します。

老舗料亭の技が生きるタコ料理

2015年も後半戦! 半夏生は「タコ」で英気を養おう

<東京吉兆>蛸のやわらか煮(1パック)864円 ■粋の座 ※数に限りがございますので、品切れの際はご容赦ください。

まずは、言わずと知れた老舗料亭<東京吉兆>。酒、醤油、砂糖で仕上げた自慢の一品「蛸のやわらか煮」です。タコを煮る際に炭酸水を使うことで、ほっくりと柔らかな食感を実現。自宅ではなかなか再現できない上品かつ洗練された味を堪能できます。

なつかしいおふくろの味……タコと大根の煮物

2015年も後半戦! 半夏生は「タコ」で英気を養おう

<まつおか>兵庫県産真だこと大根のやわらかうま煮(100g)800円 ■旨の膳

「忙しい主婦に代わってまごころこめて」「忘れかけているおふくろの味を求めて」をスローガンに掲げ、やさしくあたたかな惣菜を作り続けている<まつおか>。「兵庫県産真だこと大根のやわらかうま煮」は、タコと大根が丹念に煮付けてあって、なによりタコが驚くほど柔らかい。タコの旨みをたっぷり吸い込んだ大根は、昔懐かしい母の煮物の味を思い出させてくれる、ほっと安らぐおいしさです。

梅でさっぱりと。夏野菜とタコのサラダ

2015年も後半戦! 半夏生は「タコ」で英気を養おう

<自由が丘 あえん>タコとオクラ 梅風味のサラダ(1個)745円 ■旨の膳

四季を通して旬菜料理を楽しませてくれる<自由が丘 あえん>からは、夏野菜たっぷりのサラダ。野菜は、グループ企業であるモスバーガーの協力農家のネットワークを生かして仕入れているとのこと。オクラ、ズッキーニ、トマトといった色鮮やかな夏野菜を、ボイルしたタコとサラダ仕立てに。梅ドレッシングの酸味でさっぱりといただくので、食欲が減退しがちな夏場にはぴったり。

クセのない味でヘルシーなイメージのタコですが、実は栄養も豊富。高たんぱくでカロリーが低く、コレステロールを下げる働きのある「タウリン」も多く含むため、これからの時期の夏バテや生活習慣病の予防にも役立つ食材です。さあ、2015年もいよいよ後半戦。元気に乗り切るべく半夏生にタコを食べて、英気を養ってみてはいかがでしょうか。

文: 林香津美

 

※「FOODIE」2015年6月号掲載の再編集記事です。
※本記事に掲載された情報は、掲載日時点のものです。商品の情報は予告なく改定、変更させていただく場合がございます。

商品の取扱いについて

記事で紹介している商品は、伊勢丹新宿店本館地下1階=粋の座/東京吉兆、旨の膳/まつおか、自由が丘 あえんにてお取り扱いがございます。

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