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2015.06.08

おすすめアイテム

ワイングラスと旅に出る。ロブマイヤーが彩る土地の美酒の味わい

「旅のお供に持っていきたいアイテム」を聞かれて、ワイングラスを思い浮かべる人は少ないかもしれません。グラスを持ち歩くなんて割ってしまいそうで怖いし、高級なグラスならなおさらです。でも、ソムリエも好んで使うという<ロブマイヤー>のワイングラスには、なんと「旅行用」と銘打ったグラスセットがあるのだとか。

優雅な旅のパートナーとして、あるいはワインをマニアックに追求するツールとして、こだわりのある人々に選ばれている「トラベラーズⅡセット」(グラス×1、ケース(バーカンディ/ブラック)、クロス付き)38,340円(税込)。世界中で長きにわたり愛されてきた、その理由はどこにあるのでしょうか。三越伊勢丹の洋食器・キッチンダイニングデコール担当アシスタントバイヤー、小谷野敬行さんにうかがいました。

軽くて、薄くて、丈夫。ロブマイヤーの優美でフェミニンな魅力

1823年、オーストリアの首都ウィーンで小さなガラス店として産声をあげた<ロブマイヤー>。創始者であるガラス職人のヨーゼフ・ロブマイヤーから現在の6代目に至るまで高品質なプロダクトを作り続けている、ガラス製品の最高級ブランドです。その製品の特徴は、何といっても「薄さ」と「丈夫さ」だと小谷野さんは言います。

「ヨーロッパの代表的なクリスタルガラスのグラスと比較するとわかりやすいかと思います。まずは、素材の違いです。ヨーロッパの代表的なカットグラスは『レッドクリスタル』という鉛の入った素材を使用しています。透明度の高さと、繊細なカット装飾が可能な柔らかさ、そして、ずっしりとした重みが特徴です。一方の<ロブマイヤー>が使っているのは、鉛を含まない『カリクリスタル』。この素材はクリスタルガラスに比べて、硬くて丈夫なので、これだけ薄くて軽いグラスが作り出せるのです」

それだけ丈夫なら、持ち運び用としても安心して使えそうですね。

また、装飾はひかえめですが、シェイプには並々ならぬこだわりが。「トラベラーズⅡセット」でも採用されているバレリーナシリーズのグラスは、ステム(脚)部分の細く長いシルエットが特徴で、これはバレリーナの優雅な立ち姿をイメージしたものだそう。華麗な装飾が特徴でありながら男性的な力強さを感じさせるクリスタルガラスのカットグラスに対し、素材の丈夫さとは裏腹に繊細で柔らかなラインが女性的な魅力を醸し出すロブマイヤー……、なんとも対照的です。

香りや味わいを引き出す職人の技

トラベル用グラスは収納や持ち運びを考慮してやや小ぶりなサイズではあるものの、熟練の職人が『宙吹き』という手法で作り上げるボール部分のエレガントなカーブはバレリーナシリーズならではの美しさ。

「この薄さは、熟練の職人の技術でしか作れません。絶妙な加減とタイミングで息を吹き込む、洗練された技によって、飲み口部分は薄く仕上げられています。ガラスを型に流し込んで作る大量生産品のグラスとは、口をつけた時の感覚がまったく違うんです」

高さ15cm、容量は280mlと小さめで白ワイン用グラスに近いのですが、赤ワインでもシャンパンでも楽しめる、オールマイティな兼用グラスです。口元にあたるガラスの薄さのおかげで、液体の温度やなめらかさをしっかりと感じることができます。

「もちろん、アルコール以外でもいいんです。素材にこだわったジュースはもちろん、水でさえ、その味わいやなめらかさが違いますよ」

「マイグラス」とともに、土地を楽しむ喜び

「<ロブマイヤー>のトラベラーⅡセットを持って出かける理想の旅」について小谷野さんに聞くと、意外な答えが。

「世界の葡萄畑やワイナリーめぐりもいいのですが、国内なら酒蔵めぐりにお供させるというのもいいですね。買ったばかりの地酒を、その土地の町並みや風景を眺めて、自然や空気を感じながら味わう……という楽しみ方も、とても贅沢だと思います」

確かに、気分が変われば、見慣れた街並みをいつもとは違った楽しみ方ができそうですね。旅行以外にも、これからの季節なら「ピクニックやバーベキューなどのシーンでも楽しめますよ」とのこと。晴れた空の下、持ち寄ったワインやビールをトラベル用グラスで飲めば、そのおいしさは何倍にも広がりそう!

高級感のあるレザー貼りの筒型ケースも、使うごとに味わいが増して、愛着が湧くもの。きれいなまま飾っておくより、いつでもバッグに入れて持ち運んで、気軽に使ってこその「トラベラーズⅡセット」といえそうです。

文: 根本暖子

 

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※写真(1枚目)と実物は、革の仕様など異なる部分があります。ご了承ください。

バイヤー・スタイリスト / 小谷野敬行
三越伊勢丹の洋食器・キッチンダイニングデコール担当アシスタントバイヤー。グラスや食器、テーブルファブリックの奥深さを学ぶこと6年目。目下ハマっているのは、日本酒をワイングラスで嗜むこと。ぐいのみで飲む時とはまた違う、繊細な味と香りが楽しめるそう!

商品の取扱いについて

記事で紹介している商品は、6月10日(水)~6月23日(火)の期間限定で、伊勢丹新宿店本館5階=キッチンダイニング/洋食器にてお取り扱いがございます。

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