フランス生まれのパン屋さん。店長が選ぶ、食べるべき「定番」2品

フランス、パリのマドレーヌ広場に本店を置くエピスリー（食料品店）、エディアール。顧客リストにはヘミングウェイやピカソ、歴代大統領が名を連ねる名店中の名店です。

日本では26年前、ベーカリーが伊勢丹新宿店にオープン。本場パリの食文化を伝えるショップとして日本の食通に愛され続けています。

店内には、グルメなギフトとして定着している紅茶やコーヒー、ジャムはもちろん、本場パリのエスプリが詰まったベーカリーとデリがずらり。さらには焼きたてパンや量り売りのデリがワインとともに楽しめる穴場、限定5席のイートインコーナーも設置されています。

エディアールのこだわりがつまった人気のパン

そんなグルメの殿堂において、開店以来変わらない人気を誇るベーカリー。フランスのブーランジェリーの定番であるバゲットやクロワッサンなどに加え、あんぱんやカレーパン、季節のキッシュなど、エディアールのクオリティとエスプリはそのままに、日本向けに開発された商品も大人気。常時50〜60種類ものパンが店頭に並びます。

店長の早川みさきさんから、エディアールのこだわりが詰まったおすすめの2品を厳選していただきました。

エディアールベーカリーの代名詞、クイニーアマン

1品目が、甘いもの好きにはたまらないクイニーアマン。おやつ時に、ついつい手を伸ばしてしまう方も多いのではないでしょうか。

「フランス・ブルターニュ地方の伝統的なお菓子、クイニーアマンは、エディアールを代表するロングセラー。本場のレシピに忠実に焼き上げられています」と早川店長。

上質なバターの風味とカリッと飴状になったグラニュー糖の香ばしさは、クセになるおいしさです。

スライスしてそのままワインのお供に。オリーブチャバタ

エディアールのチャバタは、ふんわり、もっちりとした独特の食感が特徴。豊かなオリーブの風味と適度な塩気はそのままスライスすれば手軽な「おつまみパン」に。軽くトーストするとまた違った味わいです。「グリーンとブラック、2種類のオリーブがふんだんに練り込まれています。ワインにも合いますよ」。

ワインを楽しみたいときは、ぜひ一緒に手に入れたいですね。こちらのお店では、購入した商品とともに飲食を楽しめるイートインもあるので、その場で1杯というのもおすすめ。

「実はこの2つのほかにも、ご紹介したい商品がたくさんあるんです。大きなソーセージとチーズを入れて焼いた食事パン『デジュネ』や、ドライフルーツ入りのライ麦パンにブルターニュ産のクリームチーズを挟んだ『フリュイ クリームチーズ』、それに……」と、まるで我が子のようにパンを語る早川店長。開店以来26年、不変の人気の原動力となっているのは、食に対するスタッフのみなさんの並みならぬ情熱のようです。

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