【連載】私の暮らし、私の買物。～そで山かほ子さん〜

かわいくて、おいしい。愛される手土産を選ぶなら、グランアルチザンへ迷わずGO！

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そで山かほ子さんの暮らしと買い物

「手土産を買うとき、私は迷わず地下1階のグランアルチザンを目指します。地下鉄の連絡通路からすぐの場所に洋菓子の銘店が配置されていて、しかも商品がゆっくり見られる広いスペースが設けられている気配りも嬉しいんです」

そう話すのは、イラストレーターのそで山かほ子さん。ご贔屓のグランアルチザンの売場のなかでも特にお気に入りの店が、ドイツで124年の歴史を持つ老舗店＜ホレンディッシェ・カカオシュトゥーベ＞です。イラストレーターという仕事柄、手土産選びには譲れないポイントもあるそう。

「やはりパッケージがかわいらしいものを選びたいですね。＜ホレンディッシェ・カカオシュトゥーベ＞
は箱や包装紙に描かれたイラストがとても素敵なんです。伝統的な美しさと素朴な愛らしさがあって、贈る人を選ばない懐の深さが魅力です。

もちろん、見た目だけでなく中身がおいしくなければ本末転倒。贈り物としての見立ての美しさと、老若男女に喜ばれるおいしい焼き菓子。そのバランスがとてもいいんです」

今回ご紹介する「マルガレーテンクーヘン」でさっそくティーブレイクをすることに。

「花の形のお菓子に合わせて、見た目もかわいらしい菊の花のお茶にしましょうか」と、用意してくれたのは台湾の菊花茶。「少しクセがある飲み口なので、スッキリとした台湾紅茶とブレンドすると飲みやすくなります。お菓子に合わせてお茶を選ぶのもティータイムの楽しみですね」と、そで山さん。

大のお茶好きでもあり、キッチンには台湾で購入しているという多彩なお茶がずらり。毎日、気分や体調に合わせてオリジナルブレンドで楽しんでいるそう。大好きなスイーツの話を伺いながら、サラサラッと絵筆を走らせて犬の絵を描いてくれたそで山さん。

その子犬は、今にも走りだしそうな不思議な躍動感を宿しています。溶けたチョコレートのようにアクリル絵の具をたっぷり使い、温かさとユーモアにあふれた彼女のイラストはスイーツとの相性も良さそう。「お菓子のパッケージは憧れの仕事のひとつです。私が描いた猫や犬で動物クッキーが作れたら嬉しいですね」

かわいくておいしい、手土産にぴったりな三越伊勢丹オリジナルのスイーツ！？ そんな素敵なコラボレーションに、夢も広がります。

生地をアンズジャムでコーティング。マジパンで作った花びらの形が愛らしいケーキはお皿に咲く一輪の花のよう。

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※取扱い：伊勢丹新宿店

そで山さんの 暮らし拝見。

趣味のアンティーク雑貨と自身の作品が仲良く並ぶ。

（左）器好きのそで山さん。時代も地域もさまざまな花器に飾った可憐な花々がダイニングに彩りを添える。（右）自然光がたっぷり注ぐ仕事場兼ダイニングルーム。本棚には、趣味や資料用に集めた海外の古い雑誌や本がびっしり。

レジンクラフト＜dugudagii＞の作品や海外のアンティークモールで集めた雑貨などが棚を彩る。

（左）台湾茶が大好きというそで山さん。最近のお気に入りは菊花茶。（右）パルコ＜ミツカルストア＞のプロジェクト『DISNEY ART COLLECTION』で発表した缶の中身は台湾の紅茶。

台湾発の「大同電鍋」や世界各地の調味料が揃う。料理好きなのが一目瞭然のキッチン。

（左）花をそのまま乾燥させた菊花茶。湯を注ぐとうっすらと花弁が開く。（右）お菓子に合わせて、さっぱりした台湾紅茶と菊花茶を合わせた、そで山さんのオリジナルティー。

カットした「マルガレーテンクーヘン」は、可憐な花びらのようでもあり、ハートのようでもあり、よりいっそう愛らしい。

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