2018.05.14
人気ブランドの「若鮎」大集合! 味も表情もいろいろ
夏の訪れを告げる和菓子のひとつ「若鮎」。求肥を焼皮で巻いた「調布」という和菓子をルーツにした伝統菓子で、清流として名高い長良川、鴨川を有する岐阜県や京都府の銘菓としても知られています。
若鮎といえばカステラ風の生地で求肥を巻き込んだものが定番ですが、そこに粒あんや白あんを加えたもの、生地を薄く焼いたものなどさまざまなバリエーションが登場しています。焼印で描かれた個性豊かな表情や形にも注目しながら、2018年の「初鮎」を楽しんでみませんか?
<玉井屋本舗>大きく反った背で若々しさを表現

<玉井屋本舗>登り鮎(1本) 130円(税込)
※販売期間:2018年5月14日(月)~6月中旬予定
長良川を泳ぐ鮎をモチーフにした「登り鮎」は、明治時代から岐阜県に店を構える<玉井屋本舗>を代表する銘菓。卵の風味たっぷりのカステラ生地でシンプルに求肥を包んだオーソドックスな若鮎です。凛とした表情と力強く反り上がった姿に清々しさが漂います。
取扱い:伊勢丹新宿店
<俵屋吉富>さわやかな水色の薄種の若鮎

<俵屋吉富>鴨川あゆ(5本入) 1,080円(税込)
※販売期間:〜2018年6月中旬予定
<俵屋吉富>の「鴨川あゆ」は、北陸地方でのみ生産されるもち米「新大正もち」を使った薄種で、初夏にもぴったりな水色に。非常に割れやすい薄種生地を、熟練の職人が繊細に扱い、鴨川の流れに踊る躍動感に満ちた若鮎を表現しています。サクサクとした食感の薄種が、ほんのりと生姜の風味をまとった求肥と相性抜群です。
取扱い:伊勢丹新宿店
<鈴懸>立体感のある雄々しい姿

<鈴懸>若鮎(1本) 216円(税込)
※販売期間:〜2018年7月31日(火)
<鈴懸>の「若鮎」は鉄板の上で生地が熱いうちに求肥を一つひとつ包んでエラと尾を形作り、焼印で目と胸びれを焼き入れています。販売開始から約90年の歴史を持つ銘菓で、この技で作れる職人は<鈴懸>のなかでも少数なのだとか。ふっくらとした優しい生地に、求肥1本のみを包んだシンプルな味わいです。
取扱い:伊勢丹新宿店
<京菓匠 鶴屋吉信>求肥+白あん入りの贅沢な鮎

<京菓匠 鶴屋吉信>かつら鮎(1本) 292円(税込)
※販売期間:2018年5月14日(月)~6月30日(土)
つぶらな瞳の焼印と、ちょこんと立てた尾が可愛らしい「かつら鮎」は、京都府・桂川の清流を泳ぐ鮎をかたどったもの。しっとりとした焼皮のなかには、求肥のほかに白あんが入り、リッチな味わい。1本で満足感のある若鮎です。
取扱い:伊勢丹新宿店
<仙太郎>食べごたえ抜群の大きさ

<仙太郎>若あゆ(1匹) 195円(税込)
※販売期間:~2018年8月31日(金)
大ぶりサイズで食べごたえのある<仙太郎>の「若あゆ」は、老若男女に愛される逸品。使用する材料は、小麦粉、もち米、砂糖(甜菜糖)、蜂蜜まですべて国産を使用。丁寧に手焼きした生地でモチモチとした求肥をたっぷりと包んでいます。コクのある味わいは緑茶だけでなく、コーヒーにもぴったりです。
取扱い:伊勢丹新宿店
<金蝶堂>お腹にたっぷり求肥が入った子持ち鮎

<金蝶堂>上り鮎(1本) 120円(税込)
※販売期間:~2018年6月中旬予定
ふくよかなお腹にやわらかな求肥がたっぷり入った岐阜県<金蝶堂>の「上り鮎」。長良川の鵜飼の鮎をイメージして型取りし、なかに求肥を入れることで子持ちの鮎を表しているのだとか。卵を多めに使い、ふっくらとした食感に仕上げたカステラ生地は、砂糖控えめであっさりとした味わい。モチモチの求肥とよく合います。
取扱い:伊勢丹新宿店
<緑水庵>5種類の味が楽しめるバラエティ豊かな若鮎

<緑水庵>飛あゆ詰合せ(御初尾・プレーン味・抹茶あん・苺あん・チョコあん/各2本入) 1,541円(税込)
※販売期間:~2018年5月31日(木)
岐阜県<緑水庵>の「飛あゆ詰合せ」は、プレーン味に加え、つぶあんや苺あん、チョコあんといった洋菓子風のフレーバーを包んだものなど5種類の若鮎が楽しめるバラエティセットです。色とりどりの鮎の姿は、思わずカメラに収めたくなる可愛らしさ。お子さまも喜びそうです。
取扱い:伊勢丹新宿店
ひとくちに「若鮎」といっても、ブランドごとにこんなに違いがあるなんて驚きです。まずは表情や形を観察して生地の食感や求肥の味わいに注目し、この時季にだけ出会える若鮎たちをぜひ食べ比べてみてください!
商品の取扱いについて
記事で紹介している商品は、伊勢丹新宿店本館地下1階=甘の味/名匠銘菓、鈴懸、仙太郎、茶の道/茶席菓子、京菓匠 鶴屋吉信にてお取扱いがございます。
※本記事に掲載された情報は、掲載日時点のものです。商品の情報は予告なく改定、変更させていただく場合がございます。
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