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2015.04.27

ホームパーティにもぴったり! 甘くないパンケーキ「ブリニ」のレシピ

フィンランドのそば粉のパンケーキ「ブリニ」のパーティメニューの画像

たまに無性に食べたくなるパンケーキ。でも、甘いものが苦手だったり、食事として塩気のあるものが食べたい!そんな方にオススメしたいのがそば粉を使った、甘くないパンケーキ「ブリニ」です。

もとはロシア料理なのですが、お隣のフィンランドで定番メニュー。イクラやキャビアなどの魚卵と一緒に食べられているんだとか。

そば粉の風味と塩味が特徴のブリニは、スパークリングワインや白ワインとも好相性。小さめサイズに焼けば、フィンガーフードとして最適です。暖かくなってきたこの季節、昼下がりにブリニをおつまみに、ワインを楽しむホームパーティを開いてみてはいかがでしょうか。

先日、ブリニパーティをしたばかりという、伊勢丹新宿店シェフズセレクションのスタイリスト齋藤聖子さんに、ブリニの楽しみ方をうかがいました。

焼くときは、搾り袋を使うのが便利

そば粉のパンケーキ「ブリニ」の生地を鉄板に絞リ出す様子

齋藤さんたちが作ったブリニは、ドライイーストを発酵させて作るクラシックなもの。材料は、薄力粉、その倍量のそば粉、塩少々、牛乳、砂糖、卵、溶かしバター、そしてドライイーストです。作り方は、ライフスタイル提案サイト「キナリノ」の記事「おつまみにもスイーツにも♪ ロシアの塩味パンケーキ【ブリニ】」を参考にしたとのこと。

「クラシックなタイプの作り方は発酵に時間がかかるので、生地はみんなが集まる前にあらかじめ焼いておくといいでしょう」と齋藤さん。

生地を焼く際は、大きさを揃えた方が火の通りも均一になってきれいに焼けます。齋藤さんたちはフライパンにタネをおとす際、お玉やスプーンなどいろいろな道具で試したのですが、搾り袋を使うのが一番きれいに焼き上がったそう。

手軽に市販ディップで、よそ行きの味に

そば粉のパンケーキ「ブリニ」に合うトッピング、市販のディップの画像

ブリニにのせるトッピングの定番といえば、キャビアやイクラといった魚卵や、スモークサーモン、クリームチーズですが、ホームパーティでは好みの食材を自由にチョイスしましょう。

用意するのはチーズや生野菜といった簡単なものでいいのですが、あると劇的に味を変化させてくれるのが市販のディップ。生野菜とゆで卵といったシンプルな組み合わせでも、ディップを添えるだけで、たちまちよそ行きの味に変身するのです。齋藤さんたちは、三越伊勢丹オリジナルの食べ切り調味料「ポーションズ」を使ったそう。同シリーズには、「アボカドディップ」、「トマトブルスケッタ」、「バーニャカウダ」といった洋風の味から、「生とうがらし」、「ねり梅」、「南部太ねぎ味噌」といった和の味、コンフィチュールまで揃うので、ブリニパーティにぴったりですね。

トッピングで挑戦したいのは、和の素材

さまざまな食材を「ブリニ」にトッピングした画像

トッピングの組み合わせでおいしさが無限大に広がるブリニ。齋藤さんたちは、パーティに参加したメンバーで組み合わせのアイデアを出し、「一番おいしいのはどれか!?」とゲーム感覚で順位を決めました。そのなかで見事1位に輝いたのは、「青ジソ+フグのコンフィ+エゴマスタード」。意外にも和の素材がブリニ生地と合い、南部太ねぎ味噌や、キノコのソテーなども相性が良かったのだとか。

北欧の人に愛されているブリニですが、生地はそば粉がメイン。和素材とも合うのは不思議ではないのかもしれませんね。

ブリニは、ピクニックにもうってつけ

「ブリニ生地は、冷凍すれば保存がききます。たくさん焼いておいて、朝食にするのもオススメです。あと、生地をジッパー袋などに入れて、公園でブリニピクニックをするのも楽しいかもしれませんね」と、齋藤さん。

お天気のいい昼下がり、よく冷えたワインとともに楽しむブリニパーティ。ぜひ一度試してみてはいかがでしょうか。

文: 横澤寛子

写真:齋藤聖子

バイヤー・スタイリスト / 齋藤聖子
シェフズセレクション キッチンステージ担当。調味料ジュニアマイスターの資格所持者。お菓子作りのなかでも「粉もの」が得意で、キッシュやピザなども作ります。

商品の取扱いについて

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