東京港醸造の江戸開城

数々の高層ビルが所狭しと立ち並ぶ港区芝。そんな都会の街角に、酒蔵があるのをご存知ですか? その名は「東京港醸造」。ここで生まれた清酒「江戸開城」が、今注目を集めています。

そもそもなぜこんな都心で日本酒が造られたのでしょうか……?

大都会東京に、100年ぶりによみがえった酒蔵

東京港醸造本店

港区芝の敷地22坪、鉄筋コンクリート4階建てのビルの中で、酒造りを行っている「東京港醸造」。その外観や周りの景色からは「本当にここで酒を醸しているの?」と疑いたくなってしまうほど。ですが、一歩蔵の中に足を踏み入れると、麹室、タンク、圧搾機など日本酒造りのための設備がしっかりと整えられ、独特の凛とした空気が立ち込めています。

「東京港醸造」が酒造りを始めたのは2011年のこと。時代の流れで衰退しかけていた地域商店街の復興が目的でした。一方で、この酒蔵にはもう一つ隠された歴史があったのです。実はこの東京港醸造の前身は、今から約200年前の1812年(文化9年)から100年間続いた造り酒屋「若松屋」。しかも、江戸城無血開城の立役者である勝海舟や西郷隆盛が訪れ、密談を交わし、幕末政治の裏舞台になったという言い伝えがあるのだそう。いうなればここは、100年の時を経てよみがえった酒蔵だったのです。

変化する街「東京」を映し出した洗練された味

東京港醸造の江戸開城

<東京港醸造>江戸開城 2,160円(税込)

そんな東京港醸造が2016年8月より販売を開始した清酒 純米吟醸原酒「江戸開城」の最大の特長は、タンクごとに使用酵母や製造方法、さらにアルコール度数を変化させている点。つまり、できあがる酒の香りや味は、その都度違うということです。さらに、加水していない原酒で、1タンクで250本ほどしか造れないという希少さ。

「都心で醸すこの酒に、日々変化し続ける洗練された街『東京』のイメージを映し出しています。多彩な味わいを楽しんでいただきたいですね」と語るのは、「東京港醸造」の商品製造のすべてを取り仕切っている、取締役兼杜氏の寺澤善実さんです。

清酒 純米吟醸原酒「江戸開城」、どんな飲み方がおすすめなのでしょう。

「スペックによる微妙な違いはありますが、全般的に香り高く、フレッシュでフルーティな酒です。常温もしくは冷やして、その味わいを感じていただければと思います。また、食中酒としての役割も意識して酸味にもこだわっていますから、ぜひ食事と一緒にお楽しみください」(寺澤さん)

念願のリリース、清酒 純米吟醸原酒「江戸開城」

東京港醸造の7代目斎藤氏と杜氏の寺澤氏

左から7代目の斎藤氏と杜氏の寺澤氏

清酒 純米吟醸原酒「江戸開城」の販売開始は働くスタッフにとっても、またこの蔵のファンにとっても待ちに待った瞬間でした。「都心での酒造りというのは、業界において大変新しい試み。清酒製造免許取得までに5年の歳月がかかりました。念願のその思いを今、この商品に存分に注ぎ込んでいます」と寺澤さんは話します。

大都会に蘇った酒蔵から生まれた洗練された味わいの酒。過ぎ行く時の流れに思いを馳せながら、じっくり味わってみてください。

文: 鈴木友紀

写真提供:東京港醸造
※本記事に掲載された情報は、掲載日時点のものです。商品の情報は予告なく改定、変更させていただく場合がございます。
※未成年の飲酒は、法律で禁止されています。

商品の取扱いについて

記事で紹介している商品は、2017年1月25日(水)~31日(火)の期間中、伊勢丹新宿店本館地下1階=粋の座/和酒にてお取扱いがございます。 

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希少! 国産の黒色さくらんぼが期間限定で登場

山形県産の黒桜
山形県産の黒桜

<山形県産>黒桜(1箱/350g×2)6,480円(税込)【20点限り】

「佐藤錦」「紅秀峰」を長年手がける生産農家が栽培した、黒いさくらんぼ「黒桜」。その中から樹上完熟したもののみを厳選した商品が登場します。国産でこの黒色は大変珍しいのだとか! 1年のなかでもごくわずかな期間にしか手に入らない希少性、みずみずしく上品な甘さ……などその価値が称えられ、別名「黒いダイヤモンド」とも呼ばれる存在。箱詰めで販売されるので、食通の方への贈答用にもチェックしておきたいアイテムです。

※取扱い:伊勢丹新宿店
※天候状況により、販売期間の変更や入荷のない場合がございます

文: 斉藤彰子

※本記事に掲載された情報は、掲載日時点のものです。商品の情報は予告なく改定、変更させていただく場合がございます。

商品の取扱いについて

記事で紹介している商品は、伊勢丹新宿店本館地下1階=フレッシュマーケットにてお取扱いがございます。 

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梅のうまみがきいてる!食欲そそる鯛の佃煮

<招福楼>鯛紅梅煮
<招福楼>鯛紅梅煮

招福楼鯛紅梅煮(150g) 2,484円(税込)

このお皿が出てきた瞬間、思わず「白ごはんください!」と叫びたくなりました。見た目以上に食欲をそそる「鯛紅梅煮」は、鯛と梅肉を醤油でさっぱりと煮込んだ佃煮です。梅のうまみと酸味、醤油のからさが鯛の上品な甘さをひきたて、ごはんがすすみます。お店おすすめの食べ方はお茶漬けですが、卵かけごはんにのせても美味。老舗料亭<招福楼>の贅沢な味わい、ご自宅で体感してみては?

※取扱い:伊勢丹新宿店

文: FOODIE編集部

※本記事に掲載された情報は、掲載日時点のものです。商品の情報は予告なく改定、変更させていただく場合がございます。

商品の取扱いについて

記事で紹介している商品は、伊勢丹新宿店本館地下1=粋の座/招福楼にてお取扱いがございます。 また<招福楼>の一部商品は伊勢丹オンラインストアでもお取扱いしています。

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夏みかんの中にちらし寿司……!?

有職の夏かん寿司
有職の夏かん寿司

<有職>夏かん寿司(1個)1,512円(税込)

夏みかんの「ふた」を外すと、中にはなんとちらし寿司が! 季節感に加え、そんなうれしいサプライズ感も楽しめるのが<有職>の「夏かん寿司」です。ばらちらしの上に鯛、穴子、鮭、海老、枝豆などをトッピング。酢飯には夏みかんの果肉入りで、さわやかな香りが食欲をそそります。小ぶりなサイズは差し入れにもぴったり。場の盛り上げにひと役買うこと間違いなしの逸品は、ぜひここぞというときのキラーアイテムに!


※取扱い:伊勢丹新宿店
※販売期間:2018年5月中旬~8月中旬

文: 斉藤彰子

※本記事に掲載された情報は、掲載日時点のものです。商品の情報は予告なく改定、変更させていただく場合がございます。

商品の取扱いについて

記事で紹介している商品は、伊勢丹新宿店本館地下1階=旨の膳/有職にてお取扱いがございます。 

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<和久傳>の代名詞!食通をうならせるれんこん菓子「西湖」

<紫野和久傳>れんこん菓子 西湖
<紫野和久傳>れんこん菓子 西湖

<紫野和久傳>れんこん菓子 西湖(せいこ)(竹籠5本入り)1,728円(税込)

いまや<紫野和久傳>の代名詞ともなっている西湖。れんこんからとれるデンプンと和三盆で作ったお菓子です。とろんっと非常にやわらかいそれを香りのよい笹の葉からそのままぱくりといただくと、想像通りのとろける食感と優しい甘みに吸い込まれます。のどごしはつるっとしていて、すぐにまた一口と食べたくなる美味しさ。食通たちをうならせている伊勢丹新宿店の人気手土産、さすがといわざるを得ません!

※取扱い:伊勢丹新宿店

文: FOODIE編集部

※本記事に掲載された情報は、掲載日時点のものです。商品の情報は予告なく改定、変更させていただく場合がございます。

商品の取扱いについて

記事で紹介している商品は、伊勢丹新宿店本館地下1階=粋の座/紫野和久傳にてお取扱いがございます。 また<紫野和久傳>の一部商品は、伊勢丹オンラインストアでもお取扱いがございます。

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歯ごたえと甘辛さがクセになる!<浅草今半>の佃煮

<浅草今半>牛肉ごぼう(60g)540円(税込)

言わずと知れたすきやきの名店<浅草今半>。その秘伝の割下でごぼうとやわらかい牛肉を炊き上げた「牛肉ごぼう」は、同店の佃煮シリーズの中でも人気の商品です。ごぼうはささがきなのでシャキシャキとした歯ごたえを残しつつもやわらかい食感。ひとたび口に入れると甘辛さがクセになり、白ごはんがすすみます。オムレツやキッシュの具材としても人気が高いそう。料理好きの方は必見です!

※取扱い:伊勢丹新宿店

文: FOODIE編集部

※本記事に掲載された情報は、掲載日時点のものです。商品の情報は予告なく改定、変更させていただく場合がございます。

商品の取扱いについて

記事で紹介している商品は、伊勢丹新宿店本館地下1=粋の座/浅草今半にてお取扱いがございます。 また伊勢丹オンラインストアでもお取扱いがございます。

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