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2016.12.17

TIME & STYLEの重箱が、ハレの日もいつもの日も食卓を上質に彩る

TIME & STYLEの重箱

お正月のおせち料理やひな祭りのちらし寿司など、ハレの日の食事に活躍する重箱。漆で塗られた艶やかなものが定番ですが、磁器でできた重箱ならもっと気軽に使うことができるかもしれません。凛とした佇まいが美しく、使い勝手も良いTIME & STYLEの重箱を紹介します。

組み合わせてもかわいい、豊富なバリエーション

TIME & STYLEの重箱6種

TIME & STYLEの重箱は4つのサイズ、白磁と6種の色柄があります。一番小さなサイズは8.5センチ四方と常備菜を1品ずつ入れておくのにぴったり。大きなサイズは16.5センチ四方あるので、みんなでごちそうを取り分けて食べるときにちょうど良い大きさです。

柄は、江戸小紋で使われた模様がモチーフ。上の画像では左から、縞、角松皮菱(つのまつかわびし)、いちご、菱結(ひしむすび)、四角ちらし、極七宝(ごくしっぽう)が並んでいます。磁器のすっきりと明るい色にマッチした模様はモダンさもあり、華やかでありながらも落ち着いているので、上下を柄違いで組み替えても違和感なく使うことができます。

絵付けは手作業。唯一無二の品の愛おしさ

TIME & STYLE 重箱

TIME & STYLEの重箱は、波佐見焼(はさみやき)と呼ばれる長崎県東彼杵群(ひがしそのぎぐん)付近に伝わる磁器でできています。絵柄は、江戸時代から伝わる印判染付と呼ばれる手法でつけられたもの。柄が印刷された転写紙を水で濡らし、職人が一枚一枚手作業で刷り込んでいきます。そのため擦れ、ずれ、滲み、柄抜けなどが生じ、独特の風合いを醸し出しているのです。

圧力鋳込みという製法で作られた本体は、かっちりとした正方形。どこかやわらかな印象の重箱が重なる姿は、有機的なものと無機的なものが融合した瞬間のようで、清々しさと愛おしさを感じます。

高い実用性で、日常にしっくりなじむ

料理が入ったTIME & STYLEの重箱

磁器製の重箱は高熱に強いという特長があり、電子レンジや食洗機にかけて使うこともできます(いちご柄を除く)。

何日かに分けて食べる作り置きのおかず入れにも便利ですが、食事の時間に間に合わなかった家族のおかずを詰めておく、という使い方もできます。たとえ一人の食事でもなんだかちょっと特別。少し優雅な気分が楽しめそうですね。

和モダンな柄はフォークやスプーンといった金属製のカトラリーとの相性もよく、漆塗りの重箱と比べれば傷もつきにくいので、洋のおかずを入れても違和感なく美味しく味わえます。

もちろん、おもてなしにも重宝。甘いものを入れてもかわいいです。お茶菓子だけでなく、気軽につまめるチョコレートや米菓を入れれば、おやつタイムが一層楽しくなりそう。

ハレの日にしか使えないと思っていた重箱も、これなら日常的に使えて食卓が上品な印象に。どんな家庭のテーブルにもすっと馴染むTIME & STYLEの重箱。まずは小さな一組から取り入れてみませんか?

文: 大川祥子

写真提供: TIME & STYLE
※本記事に掲載された情報は、掲載日時点のものです。商品の情報は予告なく改定、変更させていただく場合がございます。

商品の取扱いについて

記事で紹介している商品は、伊勢丹新宿店本館5階=キッチンダイニングデコールにてお取扱いがございます。 

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