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2016.05.04

読み物・コラム

花束を最後まで楽しむ4つのアイディア

誰もがもらってうれしい花束やブーケ。せっかくならいただいた花束を、キレイに長く楽しみたいものです。そこで、華道家の大久保有加さんに、もらった花を最後までめいっぱい楽しむ飾り方のアイディアや、長持ちさせるお手入れのコツを教えていただきました。

 

花束の楽しみ方①
輪ゴムの取り外しで、飾る花の雰囲気をアレンジ!

花束の輪ゴムを束ねた状態のものと輪ゴムを外した状態のもの

花束をいただいたら花瓶に移す前に、花束を束ねている輪ゴムでボリュームをアレンジ。まずはお好みの花の大きさを輪ゴムで調整して、華やぎを楽しみましょう。

「花束の状態だと、大抵、茎が輪ゴムでまとめられていますが、形が崩れるのが怖い人はそのままの状態で花瓶に飾ると、コンパクトで清楚な花束に。贈られた気持ちを満喫できます。また、輪ゴムを外して一本一本の花に高低差をつければ、やわらかな空気感がより広がります」(大久保さん)

上の写真は、左がラッピングを外しただけの状態。一方、右が輪ゴムを外してボリュームを出した状態。それぞれに雰囲気が違ってどちらも素敵です。

花束の楽しみ方②
少し萎れてきた花は「二輪挿し」で遊んでみて

二輪刺しにした花

贈られた花の雰囲気をそのままに楽しんだ後は、花が萎れる前に少し短く切ってグラスに小分けにして飾ってみましょう。一輪挿しもかわいいけれど、大久保さんのオススメは「二輪挿し」。二輪の花が絶妙なバランスと表情をつくってくれます。

「色違いの二輪を合わせてもいいですし、まったく違う花を合わせてもOK。組み合わせに決まりはないので、お花に心地いい居場所を作ってあげる気持ちで、自由に楽しんでください。『一花一葉』と言ってお花+グリーンの組み合わせも◎。花と緑が合わさるだけで、世界観が生まれます」(大久保さん)

花束の楽しみ方③
フルーツと一緒に飾れば、みずみずしい彩りに

フルーツボウルに飾ったところ

5、6日経ったら、茎を短くカット。オレンジやレモンが入ったフルーツボウルに、小さなグラスをしのばせて飾りましょう。グラスは下の写真のように、フルーツで押さえるようにして固定すると安心です。

フルーツで押さえるように固定しているところ

「花束には必ずグリーンも使われているので、グリーンをメインにしてフレッシュなイメージに。ハーブなら香りもいいので、香りと艶やかな色合いでキッチンに飾るのがオススメ。キッチンカウンターに置くのも印象的で素敵です」(大久保さん)

 

花束の楽しみ方④
小皿に花びらを浮かべて、癒しのティータイム

小皿に花びらを浮かべて、彩りを加えるところ

そろそろ花が萎れそうになったら、花びらと葉っぱをばらして、浅い器に水を張って浮かべてみましょう。クッキーやマカロンがのったプレートの真ん中に置けば、ティータイムの演出にも。友人たちとのおしゃべりも弾みそうです。

「スイーツはお花の色と合わせてコーディネートすると、より素敵な雰囲気でリラックスできます」(大久保さん)

 

花束を長く楽しむためのお手入れのコツ

花を長くキレイに楽しむには、少しだけ手をかけてあげるのがポイント。まず、水は毎日変えること。カーネーションやガーベラのように茎がやわらかい花は、水は少なめに。茎もカットし、切り口をキレイにしておきましょう。

「水につかる部分の葉っぱは取り除いてください。暑い時期だと蒸れてきますし、水も濁りやすくなります。お花も命を持つ生き物ですから、丁寧にお世話すると、それに応えてくれるはず。手をかけるうちに愛着もわいてきますよ」(大久保さん)

特別な日にもらった花束は、できるだけ長く愛でていたいもの。プロ直伝のアイディアでシーンごとに最後まで花を楽しんでみては? 花があるだけで空気が変わり、家族や友人と過ごす時間も潤わせてくれそうです。

プロフィール/大久保有加
大久保有加

華道家。草月流師範。一般社団法人ジャパン・フラワー&コミュニケーションズ代表理事。いけばなを軸にイベントの企画プロデュースや執筆活動など国内外で活躍中。
http:/www.ikebana-atrium.com/yuka/
http://jaflac.jp/

 

文: 西島恵

写真:八田政玄 
※本記事に掲載された情報は、掲載日時点のものです。商品の情報は予告なく改定、変更させていただく場合がございます。

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