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2015.03.16

読み物・コラム

食べ切り調味料「ポーションズ」。想いを知れば、味わいもなおさら深い

世にはびこる、調味料問題を一挙解決?

特別な料理に特別な調味料を用意してもそれきりになってしまったり、コストパフォーマンスを求めて徳用で購入しても余らせてしまったり……。いろいろ試してみたい調味料ですが、使い切れないことが多いと、お悩みの方も多いでしょう。

そこで、三越伊勢丹オリジナルの新シリーズ「ポーションズ」(TOP画像)です。思わず手にしたくなる、カラフルなボトルがズラリ。中身は、30〜50gの食べ切り調味料なんだとか。

本当に「おいしい調味料」を食べ切りサイズで

かわいいけれど、なにやらこだわりも感じさせる、この「ポーションズ」。どのように企画されたのか、担当バイヤーの五郎丸靖子さんに、お話を聞きました。

「最近、食事どきにお味噌汁をつくる家が、減っているんだそうです。どうやらお味噌を買っても余らせてしまう方が多く、そういう経験を一度すると、さらに新しいものを買わなくなるのだとか。そのおかげか、木桶でお味噌をつくる会社もずいぶん減りました。でも、そういう方々にこそ、本当においしい調味料を届けたいと想い、この商品を企画したんです」

ボトルは無理なく食べ切れる量、瓶の口はティースプーンが入るサイズに工夫されています。種類は全部で16種類。日本各地の素晴らしい農産物を加工した、本格派の調味料が詰め込まれているのだそう。そのなかでもオススメの2品をご紹介してもらいました。

高校生パワーで復活した「南部太ねぎ」を全国へ

食べ切り調味料「ポーションズ」。想いを知れば、味わいもなおさら深い_2

古来より青森で育てられていた、在来種「南部太ねぎ」。かつては絶滅したといわれていましたが、現代の地元の高校生が栽培を再開したことがきっかけで、見事復活した伝統野菜です。

「とても口当たりがやわらかくて、ほどよく甘みを感じさせる長ネギ『南部太ねぎ』。でも、通常の販路では、その長い葉っぱが邪魔になったり、土が入り込みやすいため、切り落とされてしまいます。それを加工して売り出すことで、野菜の名前を多くの方に認知してもらいたいと思ったんです」

端材に新しい可能性を生み出した「南部太ねぎ味噌」(40g)432円(税込)。ご飯に載せるもよし、そのままおつまみとして味わうのもよし。手軽に使えるので、オススメです。

海も山も豊かな土地が生み出した「ふきのとう塩」

食べ切り調味料「ポーションズ」。想いを知れば、味わいもなおさら深い_3

石川県能登半島は、日本において世界農業遺産登録第1号。世界の一流シェフが地元の食材や器を用い、究極の一皿を仕上げるイベント「Cook It Raw(クック・イット・ロー)」が認め、アジアで初めて開催都市に選ばれたことでも知られています。

自然豊かな能登半島では、いまでも塩作りが行われており、山にはおいしい山菜がたくさん。そんな「能登を代表する〈山菜〉で、春の香りの代表ふきのとうと、地元の海洋深層水を使った塩をブレンドした」のが「ふきのとう塩」(25g) 864円(税込)です。

「実は、現代日本の食卓の調味料で、一番多くの種類を常備しているのが、お塩。『ふきのとう塩』は、ほんのりと春の苦みを感じられる能登ならではの品です。天ぷらなどにぱらりとかけるだけで、滋味深い味わいを感じられますよ」

食の豊かさにつながる、食卓の多様性を提案する「ポーションズ」。味わいの異なる調味料を常備することで、料理のバリエーションも広がります。今後、続々と新アイテムが登場する模様、これからも目が離せませんね。

文: 佐々木麻子

※「FOODIE」2015年3月号掲載の再編集記事です。
※本記事に掲載された情報は、掲載日時点のものです。商品の情報は予告なく改定、変更させていただく場合がございます。

バイヤー・スタイリスト / 五郎丸靖子
グローサリー担当バイヤー。
いつも名字を屋号と間違えられられます。神社や日本の手仕事が好き。おすすめはポーションズ、地方に伝わる滋養食は文化を感じます。

商品の取扱いについて

記事で紹介している商品は、伊勢丹新宿店本館地下1階=シェフズセレクションにてお取扱いがございます。また、お電話注文(伊勢丹新宿店 電話03-3352-1111大代表)でもお買い求めいただけます。

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