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2016.01.13

スイーツ

気鋭パティスリー<アングランパ>。目にも美しい「半焼菓子」に注目を!

さいたま新都心駅近くに、2013年10月にオープンしたパティスリー<アングランパ>。郊外にもかかわらず、オーナーである丸岡丈二シェフが作り出すその味を求めて、地方からもファンが通うほど注目を浴びる気鋭店です。

スイーツファンならずとも今、絶対チェックしておきたいその魅力を紹介します!

伝統に裏打ちされた、力強いフランス菓子

取材中の丸岡丈二さん

丸岡シェフは、スイーツの名店<オーボンヴュータン>でフランス菓子の基礎を学び、渡仏留学で現地の食文化を吸収した本格派。その修行経験の中で「伝統的なフランス菓子に則ったものを」という、現在の方向性が形作られたそう。

「『町の洋菓子店とは違う、本格的なフランス菓子を提供する店に』というのがコンセプトです。<オーボンヴュータン>で9年間修行する中でフランス菓子のことを知れば知るほど、『これしかない』と。もちろん伝統だけでなく、そこに自分のオリジナリティを加えていくのが基本姿勢なのですが、伝統にはいじっていいところとダメなところがある。そのバランスが難しいですね」

店内に並ぶ美しい生ケーキ、焼菓子、チョコレート、パンなどからは、繊細さの中にも、伝統に裏打ちされているからこその堂々とした力強さが感じられます。

とくに気を遣っているのは材料。「本場の味を出すために、なるべくヨーロッパの素材を使うよう心がけている」そう。なかでもアーモンドはスペイン産、チョコレートはフランス産やベルギー産を使い分けるというこだわりよう。

そんな<アングランパ>のお菓子のなかでも、とくに丸岡シェフの思い入れの強い品々をご紹介します。

シェフの思い入れが詰まった「ガトーバスク」

アングランパ ガトーバスク

<アングランパ>ガトーバスク 350円(税込)

丸岡シェフにとって「とくに思い入れがある」というのが、焼菓子類やパン類。なかでも「ガトーバスク」への思いは特別なものがあるといいます。

「ガトーバスクは、アーモンド入りのサクサク生地に甘酸っぱいサワーチェリーのジャムを入れ、しっかり焼き付けたバスク地方の伝統的な焼菓子です。僕自身、昔から大好きな洋菓子のひとつで、いつかこのお菓子が生まれたバスク地方で働きたいという思いから、留学先を決めたほどなんです。カスタードクリームが入っているものが一般的ですが、僕はやはりサクランボを使うのが一番おいしいと思っているので、それしか作りません」

生地に使用している小麦は自家製粉していて、ガトーバスクに合うように配合を変えています。中のジャムには、フランス産のグリオットという品種のサワーチェリーを使っているのもこだわりです。

バターとアーモンドの芳醇な味わいに、ジャムの甘酸っぱさがマッチ

ひと口かじるとカリカリの食感に、バターとアーモンドの豊かな風味が口いっぱいに広がります。全体的にしっかり甘く食べ応えがありながら、サワーチェリージャムの甘酸っぱさが絶妙なアクセントに。焼菓子にも定評のある<オーボンヴュータン>で培った経験を色濃く感じさせるその味は、<アングランパ>を訪れたら、絶対に試してほしいひと品です。

宝石箱のような半焼菓子「プティフール ドゥミセック」

プティフール ドゥミセック

<アングランパ>プティフール ドゥミセック(12個入)1,601円(税込)

シェフが「半焼菓子」と銘打ち、力を入れている「プティフール ドゥミセック」。美しい見た目と、フィナンシェやマドレーヌなどに近い生ケーキと焼き菓子の中間ともいえる食感が特徴。

1週間程度日持ちもするため、手土産にもぴったりの詰め合わせです。

「シロップを浸したり、フルーツの砂糖漬けやチョコレートを混ぜたりと、一箱でさまざまな味を楽しむことができます。かわいらしいプチサイズに負けない、職人の細やかな手仕事を、目で見て、舌で楽しんでほしいですね」

どこまでもしっとりとした『半生』の食感は革新的。プティフールの概念が覆される、宝石箱のようなひと品をぜひ。

コクと苦みのハーモニー「マダム・アングランパ」

マダム・アングランパ

<アングランパ>マダム・アングランパ 481円(税込)

やはり外せない生ケーキからは、店の名前を冠した「マダム・アングランパ」を。外側がバタークリーム、その下にはキャラメルムース、中心にコーヒークリームという3層構造。

「バタークリームには自家製のプラリネを混ぜています。濃厚な苦みの中に感じる香ばしさを味わってください」

バタークリームの芳醇なコク、キャラメルムースの香ばしさ、コーヒークリームの苦みをとりまとめるのは、やはり全体を貫くしっかりした甘み。計算されつくした味わいは感動ものです。

出店から約2年で、スイーツファンをうならせる有名店となった<アングランパ>。注目の高まるお店のこだわりの味を、ぜひチェックしてみて!

文: 斉藤彰子

写真:菅井淳子
※実際の商品は、掲載写真と仕様が異なる場合がございます。

催物のご案内/商品の取扱いについて

【店舗のご案内】
アングランパ
埼玉県さいたま市大宮区吉敷町4-187-1 
【催物のご案内】
開催期間:2016年1月20日(水)~26日(火)
伊勢丹新宿店本館地下1階、厳選された人気店やパティシエを週替わりでご紹介する「マ・パティスリー」に出店。記事内で紹介したお菓子をはじめ、<アングランパ>を代表するさまざまな生菓子、焼菓子、パンなどを販売します。
【商品の取扱いについて】
記事で紹介している商品は、2016年1月20日(水)~26日(火)まで、伊勢丹新宿店本館地下1階=マ・パティスリーにてお取扱いがございます。

※本記事に掲載された情報は、掲載日時点のものです。商品の情報は予告なく改定、変更させていただく場合がございます。