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2015.11.17

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ボージョレだけじゃない! 秋が本番の「世界の新酒」5選

11月の第3木曜といえば、ワイン好きなら心躍らずにはいられない『ボージョレ・ヌーヴォー』の解禁日です。毎年各地で盛大なイベントが開催され、「新酒といえばボージョレ・ヌーヴォー」というイメージが定着しています。しかし、そんな風潮に待ったをかけるのが三越伊勢丹和洋酒アシスタントバイヤー・東木場(ひがしこば)由衣さんです。

「『新酒』とは、その年に収穫した材料を使ってリリースするお祝いのお酒であり、その年の品質を占うもの。つまりボージョレ・ヌーヴォーに限ったものではなく、世界中でさまざまな新酒が楽しまれているのです」

実りの秋は、『新酒』の季節。今回は三越伊勢丹が推薦する、世界の新酒を教えてもらいました。

フランスの『ヌーヴォー』はワインを主役に飲み比べ

フランスの『ボージョレ・ヌーヴォー NEUF』、『ボージョレ・ヴィラージュ・ヌーヴォー』

(左から)<ドメーヌ・ファビアン・シャスレ>ボージョレ・ヌーヴォー “NEUF”(750ml・赤/フランス)3,888円(税込)、<メゾン・デュ・タストリュンヌ>ボージョレ・ヴィラージュ・ヌーヴォー(750ml・赤/フランス)3,780円(税込)※ともに11月19日(木)からの販売

まずは、2015年の『ボージョレ・ヌーヴォー』の特徴を押さえておきましょう。 「私がおすすめするのはこの2本。<メゾン・デュ・タストリュンヌ>ボージョレ・ヴィラージュ・ヌーヴォーは華やかな香りの定番ワイン、対して<ドメーヌ・ファビアン・シャスレ>ボージョレ・ヌーヴォー “NEUF”は短期間寝かせることによって木樽のニュアンスが付いた変わり種です。同じボージョレでも銘柄によってタイプがありますので、あえて違う個性のものを組み合わせてチョイスするといいですよ」

今年はどんな味だろう?というワクワク感を共有できることこそ、新酒の魅力です。ひとりで1本をじっくり飲むより、数人でいろいろ飲み比べたいですね。

イタリアの『ノヴェッロ』は初物と合わせて

イタリアの新酒、『ヴィーノ・ノヴェッロ』

<ファルネーゼ>ヴィーノ・ノヴェッロ(750ml・赤/イタリア・アブルッツォ州)2,916円(税込)

国内20州のすべてで造られるイタリアワインにも新酒があります。それが毎年10月30日に解禁される『ヴィーノ・ノヴェッロ』です。

「『ボージョレ・ヌーヴォー』がフランスのボージョレ地方で造られるワインを指すのに比べ、『ヴィーノ・ノヴェッロ』はイタリア各州のワイナリーで造られるすべての新酒のこと。産地によってバリエーション豊かな味を楽しめます」

なかでもファルネーゼ家の『ヴィーノ・ノヴェッロ』は、強い果実味とインパクトがあるタイプ。新酒のフレッシュな飲み口も堪能できます。

 

オーストリアの『ホイリゲ』は居酒屋スタイルで

オーストリアの新酒、『ツァーヘル・ウィーナー・ホイリゲ』

<ツァーヘル> ツァーヘル・ウィーナー・ホイリゲ(750ml・白/オーストリア)3,219円(税込)

続いてはオーストリアから、白ワインの新酒『ホイリゲ』です。

「オーストリアの代表的なワインである『ホイリゲ』という言葉にはふたつの意味があり、ひとつは新酒、もうひとつは居酒屋を指します。国内には醸造所を併設した居酒屋(ホイリゲ)が多くあり、毎年11月11日に新酒(ホイリゲ)が解禁されるのです。ちなみにオーストリアの新酒は、1年を通してお店で提供されるスタイル。この時期だけの新酒を楽しむというより、毎年解禁日がくるたびに、今後1年間親しみ続けるお酒が新しくなるのです」

新酒ならではの飲みやすさと芯のある力強さを兼ね備えた、辛口の白ワインです。こちらもみんなで気軽に、居酒屋スタイルでいただきましょう。

 

日本が世界に誇る『日本酒』の新酒は弾けるうまさ!

日本酒の新酒、『一ノ蔵』、『〆張鶴』

<一ノ蔵>一ノ蔵 本醸造 しぼりたて 生原酒(720ml/日本・宮城県)1,164円(税込)、<宮尾酒造>〆張鶴 本醸造しぼりたて生酒(720ml/日本・新潟県)1,071円(税込)

新酒はワインばかりかと思いきや、『日本酒』にもあります。それが、秋に収穫した新米で造る新米新酒のしぼりたてのお酒。

「日本酒は蔵元ごとに新酒の解禁日が異なるため、ボージョレ・ヌーヴォーのような独特の盛り上がりは見られませんが、旬の味を楽しむというのは粋な嗜み方ですね。季節ごとに、その時期しか飲めないものを飲むスタイルは、年々広がってきていますよ」

ボージョレ・ヌーヴォーがスッキリ軽やかな印象なのに比べ、日本酒のしぼりたての新米新酒は素材の味が感じられるのが特徴的です。

「一言で表現するなら、弾ける味でしょうか。日本酒は食中酒としてゆっくり飲めるものが多いのですが、素材感が魅力の新酒はそれだけで味わいたいもの。力強いともいえる個性を楽しんでください」

『焼酎』好きこそ飲みたいフレッシュな新酒

焼酎の新酒、『鉄幹』

<オガタマ酒造>新焼酎 鉄幹(900ml/日本・鹿児島県)1,326円(税込)

最後は、日本を代表するもうひとつの酒『焼酎』の新酒です。焼酎というと、熟成や古酒が好まれる印象がありますが、芋焼酎の新酒には、熟成によるコクやまろやかさとは反対の魅力があります。

「その年の初堀りサツマイモで仕込むのが、芋焼酎の新酒。熟成期間が短いため、サツマイモの香りや華やかさが、若々しい状態で楽しめます」

サツマイモのフレッシュさを存分に感じるなら、まずはロックでじっくりと。お湯割りにするとさらに香りが立ち、熟成した焼酎とはまた異なる個性がわかるはず。

「芋焼酎の新酒は、従来の焼酎のイメージとは異なる新しい味。焼酎好きな人にこそ試してほしいですね」とのこと。

文: 大久保敬太

写真:Thinkstock/Getty Images(1枚目)
※本記事に掲載された情報は、掲載日時点のものです。商品の情報は予告なく改定、変更させていただく場合がございます。 
※未成年の飲酒は、法律で禁止されています。

バイヤー・スタイリスト / 東木場由衣
三越伊勢丹の和洋酒アシスタントバイヤー。趣味は料理で、自宅では簡単なおつまみを作ってお酒と合わせて楽しむ。最近の興味はパン屋めぐりで、さまざまな種類のパンを購入しては、ワインとのマリアージュを試す日々。

催物のご案内/商品の取扱いについて

 【催物のご案内】
世界の新酒フェア
開催期間:2015年11月18日(水)~24日(火)
日本橋三越本店 本館地下1階銀座線口=記事で紹介した商品をはじめ、世界の新酒を販売いたします。
※2015年のボージョレ・ヌーヴォーの販売は11月19日(木)~となります。

【商品の取扱いについて】
記事で紹介している商品は、日本橋三越本店本館地下1階=ラ カーヴにてお取扱いがございます。
※<ドメーヌ・ファビアン・シャスレ>ボージョレ・ヌーヴォー”NEUF”、<メゾン・デュ・タストリュンヌ>ボージョレ・ヴィラージュ・ヌーヴォー、<ファルネーゼ>ヴィーノ・ノヴェッロ、<ツァーヘル>ツァーヘル・ウィーナー・ホイリゲは、伊勢丹新宿店本館地下1階=グランドカーヴでのお取扱いがございます。

毎日愉しむワインをご紹介。三越オンラインストア La Cave Wine ラ・カーヴ ワインはこちら。 伊勢丹のワイン・洋酒サイト Grande Cave Onlineでは、オンラインショッピングをはじめ、プロモーション・イベント情報など、旬なワイン情報をお届けしています。

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