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2015.11.24

おすすめアイテム

あなたにぴったりな品種はこれ! 自分好みの米で炊く「究極のごはん」

1年で一番ごはんがおいしい季節、どうせなら自分好みのお米を、最高の炊き方で仕上げた「究極の一膳」を味わってみませんか!?

おいしいごはんの食べ方を日夜研究している炊飯系フードユニット「ごはん同盟」のシライジュンイチさんに、好みのお米の見極め方とおすすめ品種、お米のタイプ別に炊く際のポイントを教えていただきました!

2017年「こだわりのお米」はこちら

どれが好み? 「食感」は大きく分けて3タイプ

シライさんによると、お米の品種によって最も違いが出るのが「食感」なのだそう。

「『アミロース』という種類のでんぷんの含有量で、米の『粘り』が左右されます。含有量が多いと粒が硬くあっさりとした食感に、逆に少ないともっちりと粘りけのあるお米になるんです。ちなみに『甘み』もよく着目されますが、日本のお米は甘みの強いコシヒカリ系統や、それを超えることを基準に改良された品種がほとんど。目指す方向性として『甘みが少ないもの』を分類するのは、少し難しいんですね」

今回は、粘りの強い「もっちりタイプ」、粒感を感じる「あっさりタイプ」、その中間にあたる「しっかりタイプ」の3つのタイプに分類し、それぞれに該当する品種をレコメンドしてもらいました!

まずは、おすすめ品種のマトリックス分布をご紹介。

お米品種のマトリックス分布図

粘りの強い「もっちり」タイプ

【おすすめ品種】

  • ゆめぴりか(北海道)
  • おぼろづき(北海道)
  • ミルキークイーン(秋田県)


「炊き上がりはやわらかめ。甘みが強いので、濃い目の味付けの料理に合います。冷めても硬くなりにくくおいしさが損なわれないので、お弁当やおにぎりにもぴったり。逆にチャーハンやカレーなど、パラパラしたお米が適当な料理には向きません」

【炊き方のコツ】

「炊く際のポイントは水加減。水が多いとベチャッとした炊き上がりになってしまうので、気持ち少な目の水で炊くのがおすすめです」

オールマイティな「しっかり」タイプ

【おすすめ品種】

  • コシヒカリ(新潟)
  • あきたこまち(秋田)
  • 森のくまさん(熊本)

「どんな料理にも合う、オールマイティな味わいです。甘みも強いので、味がはっきりしている洋食とともに味わうのがおすすめ。代表的なのはやはりコシヒカリ。日本全国でつくられていて、一概には言えませんが、産地によって若干傾向に違いがあります。東北・北陸地方のものは甘みが強く、山陰地方のものは粒感がしっかりしているものが多いです」

【炊き方のコツ】

「コシヒカリに代表される最もスタンダードなタイプのお米なので、炊き方は炊飯器の指示通りでOKです」

粒を感じる「あっさり」タイプ

【おすすめ品種】

  • ササニシキ(宮城)
  • ふっくりんこ(北海道)
  • まっしぐら(青森)

「粒がしっかりしていて炊き上がりは硬め。甘みも控えめなので、和食や朝ごはん向きです。個人的には、新潟出身なのでコシヒカリに馴染みがあるのですが、最近はあっさりタイプのササニシキがおいしいなぁと感じています。新米の出回る季節は、サンマの塩焼きとササニシキのごはんを合わせると最高ですね」

【炊き方のコツ】

「炊き方は、『もっちりタイプ』とは逆に、気持ち水を多めに炊いてみてください。硬くなり過ぎず、あっさりタイプのお米の魅力が十分引き出せると思います」

冷めたときにこそ、お米本来の魅力がわかる

異なるタイプのお米をいくつかそろえて、食べ比べてみるのも面白そうです。その品種の持ち味を最も堪能するには、どんな味わい方がおすすめなのでしょうか?

「実はお米の本当のおいしさがわかるのは冷えてから。ひと肌程度に冷ましたごはんは、水分を逃さないようにお米のまわりに膜ができるので、一粒一粒がはっきり立ち、甘みも増します。また、ぜひ『おひつ』を使ってみてください。炊飯器で炊いたごはんでも、保温状態にせずおひつに移し替えるだけで余計な水分がとれ、粒感をしっかり感じるごはんになっておいしいですよ」

それぞれの品種の魅力を把握して、料理や気分に合わせてお米を替えてみる――。新しいごはんの楽しみ方、はじめてみませんか?

文: 斉藤彰子

写真:Thinkstock/Gettyimages(1枚目)

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