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2015.10.22

実は、隠れた美食の宝庫!? 中央区グルメの魅力を探る!

中央区グルメのイメージ

東京23区のほぼ中央に位置する中央区は、実は美食の宝庫であることをご存知ですか?

江戸の城下町として栄えた日本橋には100年を超える老舗がズラリと軒を連ね、日本随一の大商業地・銀座では、様々なジャンルの気鋭のシェフたちがトップレベルの食と技術を競い合う。こんな街は、世界でも類を見ないのではないでしょうか。そんな中央区グルメの魅力を改めて掘り下げるべく、今回話を伺ったのは、この街をよく知る三越伊勢丹の物産展バイヤー・高野力嘉さん。注目の3店をピックアップしてもらいました。

美食家の北大路魯山も愛した名店、銀座「銀座 久兵衛」

「銀座 久兵衛」太巻きと穴子棒ずし

昭和10年創業、今年80周年を迎えた「銀座 久兵衛」は、今や日本はもちろん、世界にまでその名を轟かせている、江戸前鮨の名店です。志賀直也や吉田茂など、数多くの文化人や財界人に愛されたことで知られていますが、中でも特にこの店を贔屓にしていたのが、芸術家であり美食家の北大路魯山人。足繁く通い、自らが焼いた器も数々提供していたそうで、現在、銀座本店には、魯山人の作品を展示したミニギャラリーが設えられています。

匠の手仕事が光る、素材を活かした伝統的な江戸前鮨と、初代が考案したという軍艦巻きは、「中央区グルメの代表格」だと高野さん。また、今となっては定番の太巻き、穴子棒ずし、ばらちらしは二代目店主が関西で修行し、考案したものです。「一生に一度は行ってみたい、憧れの店ですね」

粕漬の概念を変える味わい、日本橋「京粕漬 魚久」

「京粕漬 魚久」の粕漬け

 

次に名前が挙がったのは、日本橋人形町に本店を構える「京粕漬 魚久」。物語やエッセイに登場し、テレビドラマの舞台になったこともある、老舗の粕漬専門店です。

「京粕漬 魚久」の外観

創業は大正3年。京都で料理修業を積んだ初代が、当時魚河岸として栄えていた日本橋の地で、高級鮮魚商としてスタートしたのが始まりでした。粕漬が世に広まったのは二代目になってから。昭和15年に始めた割烹料理屋の逸品として、味にうるさい米の仲買商の間で評判になったのだそうです。全国数ある酒造より厳選した酒粕を使い、こだわりの漬床でじっくり熟成させる製法で今も昔も変わらぬ味を守り続けています。

「魚久の代名詞とも言える京粕漬は、粕漬の概念を変える味と評されています。焦がさずふっくら焼き上げるのはなかなか難しいので、ぜひ一度、人形町のお店で味わってみてほしいですね」(高野さん)

食通の間で人気拡大中、八丁堀「シック・プッテートル」

シックプッテートルのビーフシチュー

 

「小さなお店なのですが、食通の間で評判の、知る人ぞ知る人気店なんですよ」と高野さんも一押しするのが、八丁堀にあるフレンチレストラン「シック・プッテートル」。

シックプッテートルの外観

店名が意味しているのは、フランス語で「お洒落かな?」「洗練されているかもね?」といったニュアンス。そのちょっぴり変わった名前とロゴの雰囲気、店の外観からは、一見カフェやビストロを思わせるのですが、一度料理を味わうと、ここはまぎれもなく、洗練されたレストランであることに気付かされるといいます。気軽に味わえるカジュアルなランチコースから、記念日などに楽しみたい本格ディナーコースまで、メニューは様々。さらにソムリエ厳選のワインも数多く取り揃え、アットホームなもてなしで、訪れるゲストを魅了しています。

知られざる美食グルメの宝庫、中央区。今回紹介した3店以外にも、全国から新鮮な魚が集まる・築地市場や、下町情緒かおる町・人形町など、まだまだ紹介しつくせないほど魅力的なお店がたくさん。

気になる名店を一軒、一軒めぐり歩きながら、奥深き中央区の魅力に迫ってみては?

文: 鈴木友紀

バイヤー・スタイリスト / 高野力嘉
入社約20年の物産展バイヤー。出張で月に1度は京都へ足を運ぶ。「京都の町の雰囲気や、景観が好きです」

催物のご案内

第5回 東京まん真ん中 味と匠の大中央区展
今回話を伺った3店も含む、中央区に所縁のある名物や名品、約30ブランドを一挙にご紹介。本館1階の中央ホールで、ステージイベントも催されます。気になる銘店の美味と匠の技を楽しめるこの機会を、ぜひお見逃しなく。
開催期間:10月28日(水)~11月3日(火・祝)
開催場所:日本橋三越本店=本館7階催物会場

※本記事に掲載された情報は、掲載日時点のものです。商品の情報は予告なく改定、変更させていただく場合がございます。

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