【三越伊勢丹ギフト2025】醸造家の夢のビール”マスターズドリーム”に限定醸造が登場！ 醸造家×バイヤーがその魅力に迫る

＜サントリー＞のプレミアムビール「ザ・プレミアム・モルツ マスターズドリーム」（以下、「マスターズドリーム」）は、“醸造家の夢”を形にしたビールとして、ビールファンを魅了し続けています。

2025年春、このシリーズに日本ならではの繊細な季節の移ろいを表現した「ザ・プレミアム・モルツ マスターズドリーム リミテッドエディション」シリーズが登場。第一弾となる「同♯18」が早くも話題を呼んでいます。

そこで今回、三越伊勢丹でお酒のギフトを担当する小松優一朗バイヤーと20年以上＜サントリー＞のビール開発に関わる醸造家・寺西健さんに直撃取材！「マスターズドリーム」そして新製品の「リミテッドエディション♯18」についての魅力を深堀りします。

ビールのほかにも充実！ 三越伊勢丹のギフト・贈り物はこちら＞＞

バイヤーが語る『マスターズドリーム』の魅力

まず、JSA認定ソムリエの資格を持ち、大のビールファンでもある小松バイヤーに「マスターズドリーム」の印象を聞きました。

「私が最初に飲んだビールが『ザ・プレミアム・モルツ』で、リッチな味わいと華やか香りに驚いたのを今でも鮮明に覚えています。『マスターズドリーム』は、その特別感をよりアップグレードした印象。晩酌という日常の中に非日常の食体験を作ってくれるビールとして、お客さまにも確固としたブランドイメージが浸透していますね」

絶妙なバランスと重層的なうまみの秘密とは――

「マスターズドリームは、誰がどの時代に飲んでも感じる“確かな美味”を追求したビールです」と寺西さん。醸造家たちの情熱が凝縮されたビールを一口飲んだ小松バイヤーは、目を細めて語ります。

小松「うまみとコクが濃厚なのですが、かろやかさも感じる絶妙なバランスが、改めて素晴らしい。ただただ、シンプルに美味しいです」

寺西「うれしいお言葉です。稀少なダイヤモンド麦芽を使用しているのですが、その構造は非常に固く世界のビール会社も敬遠するほど扱いが難しいのです。それを手間と時間をかけて3回煮出す独自の『トリプルデコクション製法』で最大限にうまみを引き出すことで、やわらかな苦味とほのかな甘みとのバランスが実現しています」

小松「多層的に押し寄せる味わいは、効率より品質を追求した賜物なのですね」

寺西「さらに伝統的な炊き込み製法をアップデートし、『マスターズドリーム』をつくるために導入した『銅製循環型ケトル』で炊くことで、味わいの厚みを引き出しています」

小松「全国に展開している大規模な生産でそこまでこだわる情熱に驚きます。ホップの香りも豊かで、ほのかに柑橘の爽やかさも感じました」

寺西「そこも感じていただきたい要素のひとつ。味わいだけでなくホップ由来の香りや醸造香が複層的に広がるように設計しているので狙い通りです」

小松「最後の余韻も心地良い苦味がすうっ…と続く。話しているだけで、もう1杯のみたくなります」

寺西「我々の世界で『いい苦味は喉が渇く』と言いますが、30分経っても最後の1滴まで美味しく、また飲みたくなるビールが理想です」

どんな料理にでも合う懐の深いビール

「“多重奏で、濃密。”な味わいにこだわった『マスターズドリーム』。小松バイヤーは、お客さまにおすすめする視点で、楽しむシーンについてこう続けます。

小松「ビールは、うまみや苦味、コクといった様々な要素がバランスよくまとまっていることが一番大事だと思っていて、『マスターズドリーム』は、それを高いレベルで実現しながら、立体感という個性もある。今、日本の食卓は多様性に富んでいますが、どんな料理にも合う懐の深いビールですね」

寺西「ありがとうございます。さらに、ビールだけでもしっかり満足できるのも『マスターズドリーム』ならではです」

「ザ・プレミアム・モルツ マスターズドリーム リミテッドエディション ♯18」の注目すべき3つのポイント

『マスターズドリーム』の限定醸造シリーズとしてはじまった『ザ・プレミアム・モルツ マスターズドリーム リミテッドエディション』は、季節の変化を表す「七十二候」*がコンセプト。

第一弾となる『同♯18』（以下、『♯18』）は、春に牡丹が華やかに咲き誇る第十八候「牡丹華（ぼたんはなさく）」がモチーフです。

気になるその味を、次の3つのポイントから紐解きます。

*七十二候…1年を24の季節に分けた「二十四節気」を、さらに5日ことに初候、次候、末候の3つに分け、それぞれの言葉で細やかな季節の移り変わりを表現したもの

①芳醇なコク
②料理とのペアリング
③“人と人を繋ぎ笑顔になれる”ビール

①芳醇なコク

ほのかな深紅色が艶やかなパッケージの『♯18』を試飲した小松バイヤーは、まず「コク」に注目しました。

小松「『マスターズドリーム』は、うまみや爽やかな苦味、甘味のバランスの良さが際立っていましたが、こちらは、よりコクが加わって、“濃醇”な印象です」

寺西「まさにそこがこだわった部分です。同じダイヤモンド麦芽を使用しているのですが、『♯18』はよりうまみとコクを引き出しています。ただ、それだけだと穀物香が立ちすぎるので、苦味や香りで調整しています」

小松「確かに、『マスターズドリーム』らしい美しい調和の上に、上質なコクと味わい深さが加わっていますね。華やかな香りも魅力だと思います」

寺西「コクと鼻に抜ける香りが美しく調和されていて、上質な余韻に浸れる。春から初夏にかけて移ろう季節のゆらめきを感じてほしいですね」

②ペアリングで食材のうまみをひきたてる

季節を表現する限定醸造だからこそ、旬の食材とのペアリングが楽しめるのも大きなポイントです。

寺西「4月末から初夏にかけては、筍やたらの芽、こごみといった山菜をはじめ、素材自体の味を楽しむ料理が増えてくる時期。『♯18』はそういった旬の食材とマッチするような味を意識しています」

小松「苦味のある食材と相性がよさそうです」

寺西「間違いないです。初夏ならではの食材の繊細な苦味をひきたてながら、甘みとコクでつなげ、最後に綺麗な余韻に繋がるように設計しています」

小松「フキやミョウガの天ぷら、夏は鮎の塩焼きなど合わせたいですね」

③食卓を季節で彩り、人を繋ぐ豊かな食体験

そして、寺西さんは『♯18』の開発に込めた想いをこう語ります。

寺西「今、日本では個食が多くなっていると言われています。その中で、私たちの方針の一つに掲げているのは『ビールで人と人を繋ぎ、笑顔をつくっていく』こと。ご家族や友人、大切な人と食卓を囲み、日本ならではの季節感も楽しみながら、思い出に残る時間をつくる。多くの人に楽しんでいただき、『♯18』でそういった豊かな食シーンをつくっていけたらうれしいですね」

今注目されているギフトのキーワードは“特別感”

そういった寺西さんの熱い想いに共鳴するように、小松バイヤーはギフトとしての魅力をこう語ります。

小松「ここ数年ギフトの現場で感じているのは、お客さまの嗜好の変化。改めて贈り物をするということが見直され、より特別感のあるものを選ばれるお客さまが増えています。そういった中で『マスターズドリーム』や『リミテッドエディション♯18』は、大切な人やお世話になっている人へ上質なギフトを贈りたい時におすすめしたいです」

「ビールが好きな方に飲み比べを楽しんでいただいて、共通する世界観も味わってほしいです」と続ける寺西さんに、缶から美味しく注ぐ方法を聞きました。

寺西「ビールの泡は、口当たりが柔らかいと甘みや味わいが膨らみやすく、細やかになるほど香りが閉じ込められる。なので、なにより静かに注ぐことが大事。『神泡サーバー』を使用して、きめ細かな泡を乗せるとより美味しくいただけます。」

「伝統と革新で、ビール文化を未来に繋げる」

最後に、寺西さんに今後の展望を聞きました。

「伝統を守り、時代に合わせて変革しながら、常にお客様の期待の先を目指す。ビールづくりで、その3つは常に意識しています。そして『今日より明日つくるビールを美味しくする』というスピリットを持ち続け、先人たちが7,000年紡いできた、ビールの文化を未来に継承していきたいです」

※本記事に掲載された情報は、掲載日時点のものです。商品の情報は予告なく改定、変更させていただく場合がございます。

※オンラインストアでは商品によりギフト包装が出来ない場合がございます。詳しくは各商品ページの「ギフト包装」をご確認ください。