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2025.03.22

東京に初出店! 名古屋発パティスリー<カフェタナカ>日本橋三越本店で買うべきおすすめ焼き菓子

<カフェタナカイメージ>ビジュー・ド・ビスキュイ プティ リオン

名古屋発の人気パティスリー<カフェタナカ>が、2024年10月9日(水)に関東で初めて東京・日本橋三越本店 本館地下1階に常設店をオープンし、スイーツファンのあいだで注目を集めています!

選び抜かれた上質な素材を使用した、香ばしいバターの風味と奥深い味わいが楽しめる焼き菓子を求め、日本橋三越本店の入り口には、平日でも開店午前10時まえから長い行列ができていて、その人気の高さには驚くばかりです。

日本橋三越本店<カフェタナカ>開店前の行列、購入制限数などの最新情報はこちら>>

そこでWEB FOODIE編集部では、2代目オーナーシェフの田中千尋さんに直接取材し、焼き菓子に込められた想いやこだわり、日本橋三越本店でしか買えない限定アイテムの魅力について教えてもらいました。

さらに、紅茶・コーヒーとのマリアージュから、贈り物に最適な理由まで、<カフェタナカ>の魅力をたっぷりお届けします。

目次

毎月23日に販売、月替わりの「日本橋三越本店マンスリーお取り寄せ」はこちら>>

三越伊勢丹オンラインストアで<カフェタナカ>の商品を見る>>

グランシェフ田中千尋さんが手掛ける<カフェタナカ>の焼き菓子の魅力とは?

<カフェタナカ>グランシェフ田中千尋さん

<カフェタナカ>代表取締役、グランシェフ田中千尋さん

今回お話を伺った田中千尋さんがオーナー兼グランシェフを務める<カフェタナカ>は、名古屋ならではの喫茶文化とフランス菓子のエッセンスを絶妙に組み合わせた、おしゃれなカフェ&パティスリーとして知られています。

 

●父のコーヒーに合う洋菓子づくりの想いが発端

実はその前身となるのは、1963年に名古屋で自家焙煎珈琲専門店として、父親の田中寿夫さんが創業した「タナカコーヒー」。いわゆる“昔ながらの喫茶店”です。10代後半に抱いた「父のコーヒーに合うお菓子を自分でつくりたい」という想いから端を発しています。

名古屋の<カフェタナカ>本店

名古屋の本店<カフェタナカ>

思い立ったら即行動の田中さんは、21歳で渡仏。パリで研鑽を積み帰国。1995年にご実家の「タナカコーヒー」をリニューアルし<カフェタナカ>として新しくスタートさせました。

2024年10月9日(水)には、関東1号店として日本橋三越本店に開店。名古屋本店ではパリのカフェ文化と喫茶文化を融合させた居心地のよいティータイム空間を提供していますが、日本橋三越本店の店舗では、「家庭で楽しめるティータイム」をコンセプトとし、日本橋三越本店でしか買えない限定のクッキー缶やフィナンシェ、アマンドゥースなどの焼き菓子を販売。

素材の持つ美味しさを大切にしたい、という想いをそのままに、お菓子づくりを続けています。

●シグニチャーとなる<カフェタナカ>の「クッキー缶」誕生秘話!

<カフェタナカ>のクッキーを語るうえではずせないのが、開ける瞬間のワクワク感がたまらない「クッキー缶」の魅力。田中シェフが愛してやまないクッキーをきれいな缶に詰め込んでみたい、と起草したことがはじまりでした。

今では、缶のデザインは50種類以上。単なる色違いではなく、季節やコンセプトに合わせて細かくデザインされており、缶の色味やレリーフのデザインなど、お菓子のレシピを考えるように細部まで考えられて制作しています。

●まるでコース料理のように楽しめる<カフェタナカ>の個性的な手作りクッキー

開けた瞬間のワクワク感から始まり、どれから食べようか迷う楽しさのあるクッキー缶。

選び抜かれた素材の個性を最大限に活かし、食感の違いや味わい、香りや風味など、ひとくち食べるごとに異なる魅力を感じることができます。缶の中での食べ合わせが計算されており、コース料理のような構成になっています。

さらに、心地よい余韻が残るようにと、一つひとつ本物の素材にこだわり丁寧につくられているのも特徴です。

<カフェタナカ>のクッキーは、本物の素材の美味しさを確かな技術によって最大限に引き出された珠玉の一品といえるのです!

●<カフェタナカ>が大切にする、「お菓子の向こう側」生産者さんとのつながり

<カフェタナカ>のお菓子づくりは、信頼できる生産者さんとの深いつながりで成り立っています。バター、砂糖、チョコレートや、フルーツ、スパイス、ハーブなどの原材料は、味の決め手になるもの。生産者と直接コミュニケーションをとり、食材の魅力や生産者さんの想いを理解したうえで品質の高いものを選んでいます。

西アフリカのサントメ島では、2019年に自社管理の「カフェタナカ希望の有機カカオ農園」を開園し、カカオ栽培の支援活動をしています。フェアトレードはもちろんのこと、放棄され荒廃した農園を再生し、現地で働く女性の自立支援と地位向上を目指すこのプロジェクトは、生産者、作り手、消費者それぞれが美味しい幸せを実現できることを目指しています。

このサントメ島産カカオは、力強いカカオ感と熟した果実のような豊かな香りやウッディな風味が特徴で、<カフェタナカ>のチョコレート菓子にも活かされているのです。

●<カフェタナカ>オリジナルの紅茶やコーヒーとのマリアージュも楽しんで

<カフェタナカ>の焼き菓子は、紅茶やコーヒーと組み合わせることでさらに味わいが深まります。濃厚なショコラのクッキー「ディアマン・ショコラ」は、エスプレッソや深煎りのコーヒーと組み合わせることで、カカオの奥深い味わいが引き出されます。また、「フィナンシェ バニーユ・スーペリュール」は、アールグレイやダージリンと合わせると、バターやナッツの風味が際立ちます。

<カフェタナカ>では、フランスや日本のティーブレンダーと連携し開発されたオリジナルブレンド紅茶も販売しており、そのなかでも「レガル・ド・チヒロ テ・スーペリュール」は、世界三大銘茶(ダージリン・キームン・ウバ)をブレンドした、<カフェタナカ>のクッキーとの相性を追求した紅茶です。

紅茶やコーヒーとのマリアージュを楽しむことで、焼き菓子の風味がより豊かになること間違いなし! お気に入りの紅茶やコーヒーを見つける楽しみも味わってみては。

●日本橋三越本店<カフェタナカ>の通常商品は予約できる? 行列、購入制限数は?

<カフェタナカ>は予約を受け付けていないため、確実に購入するには直接店頭へ。平日の開店前から並ぶのが狙い目とのことでした! なお、現在、開店前の整理券の配布は行っていません。開店前の行列や購入制限数などについては、以下のページにて最新情報を更新しているので、チェックしてみてください。

日本橋三越本店<カフェタナカ>販売方法のご案内>>

●日本橋三越本店<カフェタナカ>の季節限定商品や不定期でオンラインで購入できる商品もあり!

<カフェタナカ>では通常のラインナップ以外にも、バレンタインやホワイトデーなど季節限定商品も発売されます。また、不定期ですが、三越伊勢丹オンラインストア「日本橋三越本店マンスリーお取り寄せ」にて販売されるアイテムが登場することもあるそう。ぜひ、定期的にチェックしてみてください。

毎月23日に販売、月替わりの「日本橋三越本店マンスリーお取り寄せ」はこちら>>

三越伊勢丹オンラインストアで<カフェタナカ>の商品を見る>>

それでは、大変お待たせしました。続いて日本橋三越本店で買える、<カフェタナカ>で人気のアイテムをご紹介します!

【日本橋三越限定/カフェタナカのクッキー缶①】日本橋への想いがつまった「ビジュー・ド・ビスキュイ プティ リオン」

<カフェタナカ>ビジュー・ド・ビスキュイ プティ リオン

<カフェタナカ>ビジュー・ド・ビスキュイ プティ リオン(1缶) 3,402円(税込) ※販売期間:通年、日本橋三越本店限定

日本橋三越本店の歴史や物語、世界観への敬意を表現した限定缶。蓋を開けるとまず目に入るのは、本館に隣接した江戸桜通りの桜並木をイメージした、桜型のクッキー「ビスキュイ・スリジェ」です。

そして、日本橋三越本店に縁の深い銘店の食材を使用した2種類の特別なクッキーも!

<にんべん>の香り高い鰹節を使用した「プティビズ・ダシカツオ」は、鰹出汁の旨みと奥飛騨産の青山椒がふわりと香る奥深い味わい。<松北園>の抹茶を使用した「ソレイユ・抹茶・セザム」は、抹茶の旨味とゴマのバランスが絶妙で、軽やかな口当たりが特徴。

「ひとくちごとに幸せが訪れますように」との田中シェフの想いが詰まった、日本橋三越本店でしか買えないクッキー缶です。

※取扱い:日本橋三越本店 本館地下1階 洋菓子

【カフェタナカのクッキー缶②】まさに、美味しいごちそうが詰まった「レガル・ド・チヒロ シュクレ」

<カフェタナカ>レガル・ド・チヒロ シュクレ

<カフェタナカ>レガル・ド・チヒロ シュクレ(1缶) 5,211円(税込) ※販売期間:通年 ※2025年5月価格変更予定

1枚1枚丹念に焼き上げたRÉGAL(レガル:美味しいごちそうという思いを込めた)という名の、田中シェフこだわりのクッキー缶。上質なバターとゲランドの塩が香る「ガレット・ブルトンヌ」、エクアドル産のショコラが濃厚な「ディアマン・ショコラ」など、味わい、風味の異なる7種のクッキーが楽しめます。

そのなかでも、香ばしい3種類のナッツの食感が特徴の「クロッケ・オ・ザマンド」は、コーヒーとの相性ぴったりで田中シェフの父であり、前身となる店の創業者でもある田中寿夫さんも大好きなのだそう!

※取扱い:日本橋三越本店 本館地下1階 洋菓子

【カフェタナカのクッキー缶③】選び抜かれた素材だからこその贅沢な味わい「ビスキュイ・シンプリシテ」

<カフェタナカ>ビスキュイ・シンプリシテ

<カフェタナカ>ビスキュイ・シンプリシテ(1缶) 2,997円(税込) ※販売期間:通年

「ビスキュイ・シンプリシテ」は、シンプルを極め、それぞれの素材の美味しさを活かしたやさしい味わい。フランス産AOPバターをはじめ、小麦粉、砂糖、アーモンド、卵など上質な素材を使用して丁寧に焼き上げられています。

ざっくりした食感に、芳醇なバターの香り、シンプルだからこそ味わえる贅沢な美味しさで、噛み締めるほどにうま味が広がり、ついつい何枚も手がのびるようなクッキーです!

※取扱い:日本橋三越本店 本館地下1階 洋菓子

【日本橋三越限定/カフェタナカのドゥミセック①】発酵バターとバニラの香り「フィナンシェ バニーユ・スーペリュール」

<カフェタナカ>フィナンシェ バニーユ・スーペリュール

<カフェタナカ>フィナンシェ バニーユ・スーペリュール(2個入) 1,080円、(4個入) 1,998円(ともに税込) ※販売期間:通年、日本橋三越本店限定

こだわりの素材を使用した日本橋三越本店でしか買えないフィナンシェ「フィナンシェ バニーユ・スーペリュール」。

優しくキレのある味わいが楽しめる、岡山・蒜山産ジャージー牛の発酵バターをたっぷり使い、さらにマダガスカル産のバニラビーンズを加えることで、奥行きのある豊かな風味に。

通常のフィナンシェよりも厚みを持たせることにより、外はカリッと香ばしく、中はしっとりとした食感に。口に入れると驚くほど軽やかな口どけが感じられるのが特徴です。<カフェタナカ>の特別なフィナンシェです。

※取扱い:日本橋三越本店 本館地下1階 洋菓子

【日本橋三越限定/カフェタナカのドゥミセック②】日本ミツバチの生はちみつを使った「アマンドゥース・ミエル・ジャポネ」

<カフェタナカ>アマンドゥース・ミエル・ジャポネ

<カフェタナカ>アマンドゥース・ミエル・ジャポネ(2個入) 999円、(4個入) 1,836円(ともに税込) ※販売期間:通年、日本橋三越本店限定

奥飛騨の貴重な日本ミツバチが集めたはちみつのやさしい甘みと、アーモンドの香ばしさが織りなす贅沢な焼き菓子。非加熱の生はちみつを使用しているため、よりピュアな風味を楽しめるのが特徴で、外は香ばしくカリッと、中はほっこりとした食感に濃厚な香りの余韻が広がります。

こちらも、日本橋三越本店でしか買えない限定の焼き菓子です。紅茶やコーヒーと一緒に贈り物としても喜ばれそう!

※取扱い:日本橋三越本店 本館地下1階 洋菓子

【カフェタナカの紅茶】オリジナルブレンドの紅茶「レガル・ド・チヒロ テ・スーペリュール」

<カフェタナカ>レガル・ド・チヒロ テ・スーペリュール

<カフェタナカ>レガル・ド・チヒロ テ・スーペリュール(1缶) 1,620円(税込) ※販売期間:通年

こちらの紅茶は<カフェタナカ>の焼き菓子に合わせ特別にブレンドされた紅茶。田中シェフが「お菓子に合う紅茶とは何か?」を追求し、国内でもトップクラスのティーブレンダーと一緒に開発しました。

世界三大銘茶であるダージリン、キームン、ウバ3種の茶葉のブレンドで、ダージリンの華やかさ、キームンのスモーキーな香り、ウバの爽やかな渋みがバランスよく調和し、焼き菓子の風味を引き立てています。

「クッキーや焼き菓子と合わせたときに、紅茶の香りと甘みが一体となるように」との思いから生まれたこのブレンドは、ストレートでもミルクを加えても楽しめる紅茶。

ぜひ、焼き菓子と一緒に楽しんでみてください!

※取扱い:日本橋三越本店 本館地下1階 洋菓子

【カフェタナカのギフトボックス】紅茶と焼き菓子をセットで贈る「スペシャルギフトボックス」

<カフェタナカ>スペシャルギフトボックス

<カフェタナカ>スペシャルギフトボックス(1箱) ※選ぶ商品によって値段が異なります ※販売期間:通年 ※写真はイメージです。

紅茶と焼き菓子をセットにできる特別なギフトボックス。中にいれる紅茶や焼き菓子は、自身で選ぶことができるので、贈り物の用途によってカスタマイズできます。箱はクラシックなデザインで、折り畳み可能な仕様。使わないときはコンパクトに収納でき再利用も可能です。

また、法人向けのギフトや式典などでの贈答用のセットも展開し、日本橋という格式ある場にふさわしい特別感のあるギフトセット商品が揃っています。

※取扱い:日本橋三越本店 本館地下1階 洋菓子

<カフェタナカ>の焼き菓子、紅茶へのこだわりや魅力を、深掘りしてご紹介しました。いかがでしたでしょうか? 生産者さんとの絆や田中シェフの想いを知ることで、さらに味わいが深まりますね。

<カフェタナカ>の入手困難アイテムは、ひとりでゆっくり味わうのもいいけれど、気の合う仲間とのティータイムに持ち寄れば、話題沸騰間違いなし。美味しいお菓子と飲み物を囲んで、みんなで名古屋の喫茶文化に浸ってみるのも楽しそう!

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取材協力/<カフェタナカ>

名古屋で創業した<カフェタナカ>は、自家焙煎珈琲やオリジナル紅茶とフランス菓子の魅力を融合させたカフェ&パティスリー。日本橋三越本店では、焼き菓子を中心に、家庭で楽しめる上質なティータイムを提案している。

看板商品のクッキー缶は、細部までこだわったデザインと、ひとくちごとに広がる多彩な味わいが特徴。日本橋三越本店限定商品も展開し、お客様に特別な時間とティータイム文化を届けている。

文:オフィスK2M(加藤小百合)

商品の取扱いについて

記事で紹介している商品は、日本橋三越本店 本館地下1階にてお取扱いがございます。

※本記事に掲載された情報は、掲載日時点のものです。商品の情報は予告なく改定、変更させていただく場合がございます。

※オンラインストアでは商品によりギフト包装が出来ない場合がございます。詳しくは各商品ページの「ギフト包装」をご確認ください。

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