2025.01.19
恵方巻以外にも! ぜんざいや豆菓子など節分の食べ物を解説&ご紹介
節分に欠かせない食べ物といえば恵方巻。近年では専門店が手がける1素材に特化した恵方巻が注目を集めていますが、ほかにも節分にちなんだ食べ物はまだまだたくさん存在します。
そこで、日本橋三越本店のフードコンシェルジュ監修のもと、節分の食べ物をナビゲート! また定番アイテムからちょっとおしゃれな和菓子まで、バイヤーおすすめのアイテムも交えてご紹介します。
目次
1素材に特化したこだわり恵方巻きが話題!
●恵方巻の由来や意味とは?
恵方巻とは、節分にその年の良い方角とされる「恵方」(2025年は西南西)を向いて食べる巻き寿司のことで、福を巻き込むという意味が込められています。巻き寿司を鬼の金棒に見立てて食べることで「鬼を退治する」という一説も。
福やご縁を巻き込み、1年の幸せや願いが叶うよう食べるため、縁が切れたり、福が途切れたりしないよう、包丁で切らず丸ごと食べると良いとされています。
●近年のトレンドは?
「七福」にあやかって7種類の具材を巻き込んだものが定番でしたが、近年ではお肉の恵方巻など多彩なバリエーションが登場してきました。日本橋三越本店には数多くの総菜ブランドがありますが、「それぞれのブランドを代表する食材の太巻寿司を食べてみたい」というお客さまのお声から、ブランドの顔である1素材でつくった「1点恵方巻」がうまれたそうです。普段はお寿司、太巻寿司を販売していない総菜ブランドからもラインナップしていますので、ぜひチェックしてみてください!
バイヤーのおすすめ1点恵方巻3選
ブランドを代表する食材でつくった「1点恵方巻」から、とくにおすすめの3アイテムをご紹介します。
<つきぢ松露>お子さまにもおすすめ! 玉子焼の恵方巻
玉子焼専門店<つきぢ松露>の、玉子焼と酢飯を巻いた恵方巻。つややかに焼きあがった玉子焼は、だしのジューシーさと卵のコク、甘みを感じる特別な味わいです。お子さまにもおすすめの一品。
※取扱い:日本橋三越本店 本館地下1階 和総菜
<とんかつ まい泉>ソースと酢飯のバランス◎! 恵方ヒレかつ巻き
<とんかつ まい泉>のやわらかなヒレかつを酢飯で巻いたシンプルな太巻。おなじみのとんかつソースと酢飯がバランスよく調和します。
※取扱い:日本橋三越本店 本館地下1階 和総菜
<両国茶屋>タルタルソースでさらに美味しく! 唐揚げまるごと恵方巻
鹿児島県産いいとこ鶏を使用した木桶醤油唐揚げを丸ごと包みました。備え付けのタルタルソースをお好みでかけていただくと、さらに美味しくお召し上がりいただけます。
※取扱い:日本橋三越本店 本館地下1階 和総菜
三越伊勢丹オンラインストアで買えるおすすめの恵方巻2025はこちら>>
なんと落花生をまく地域も!? 節分の豆まきも地方によってさまざま
●なぜ節分に豆をまく?
節分の別称を「鬼遺(おにやらい)」と言うように、鬼は厄病の総称。対して豆は福の象徴とされたため、福で厄病を追い払おうとした風習が由来とされています(諸説あり)。現代では豆そのものだけでなく、大豆を使ったお菓子やお総菜を食べて節分を過ごす風習が根付いてきました。
●節分に落花生(ピーナッツ)をまく地域もあるって本当?
北海道や東北地方、南九州(鹿児島・宮崎)では一般的に落花生(らっかせい、ピーナッツとも)をまくと言われています。落花生は粒が大きいので寒冷地では雪に埋まりにくく拾いやすいこと、莢(さや)が付いているので地面に落ちても、可食部が汚れないことなどが理由とされています。
バイヤーのおすすめ豆菓子3選
老舗の節分豆からおかき詰め合わせまで、日本橋三越本店で買える3アイテムをご紹介します。
<豆政>豆菓子の老舗の節分豆
創業140年を超える京都の老舗菓子店<豆政>の節分豆は、毎年事前のご予約も多く承るという節分の定番アイテム。北海道産大豆をじっくり丁寧に煎りあげ、豆本来の風味を生かした甘みのある味わいに仕上げています。豆の選定、煎りの技術の高さは、老舗専門店ならでは!
※取扱い:日本橋三越本店 本館地下1階 菓遊庵
<赤坂柿山>福豆もおかきも楽しめる詰め合わせ
香ばしく煎りあげたお豆に加え、定番おかきの慶長昆布だし、梅味のあられなどを枡に見立てたパッケージに詰め合わせています。豆もおかきも一緒に楽しめる、ちょっとよくばりなセットです。
※取扱い:日本橋三越本店 本館地下1階 和菓子
<榮太樓總本鋪>赤鬼のお面になるパッケージ
国内産大豆の鬼打ち豆。豆まきのお面として使用できるユニークなパッケージに入っています。
※取扱い:日本橋三越本店 本館地下1階 和菓子
三越伊勢丹オンラインストアで<榮太樓總本鋪>の商品をみる>>
節分に食べるぜんざいは、小豆に厄払いの願いを込めて
●なぜ節分にぜんざいを食べる?
小豆は、古来よりその紅色が邪気を祓うと伝えられています。関西地方では、無病息災、厄除などの願いと祈りをこめ、小豆を使ったぜんざいを食べる風習が残っています。
●ぜんざいとおしるこはどう違う?
地域によっても呼び名が異なり、関東では粒餡でつくったおしるこを「田舎しるこ」、こし餡でつくったおしるこを「御前しるこ」と区別し、ぜんざいはお餅に汁気のない餡を添えた(かけた)もの。関西ではぜんざいは小豆の粒を残したまま煮ているもの、おしるこはこし餡や粒餡を水で溶いた汁物のことを指すのが一般的です。
バイヤーのおすすめぜんざい&小豆菓子3選
老舗和菓子店のぜんざいから、小豆を使った和菓子まで、日本橋三越本店で買える3アイテムをご紹介します。
<たねや>パッケージも愛らしいぜんざい鬼
素材をシンプルに活かすぜんざいには、お店の技術や特徴があらわれるもの。滋賀の老舗<たねや>のぜんざいは、北海道産小豆を使って風味豊かに炊きあげた餡に、地元近江で収穫された滋賀羽二重糯の杵搗き餅を合わせています。小豆本来の旨味を存分に楽しめる一品を、節分にちなみ鬼の意匠でご用意しました。
※取扱い:日本橋三越本店 本館地下1階 和菓子
<叶 匠壽庵 あもや>シンプルに仕上げた厄除けぜんざい
大粒の小豆を独自の製法でふっくら炊きあげ、しっかり粒を残すように仕上げています。小豆の豊かな風味を味わっていただけるよう、小豆以外の原材料は砂糖と和三盆糖のみと極力シンプルに。小豆の風味とやさしい甘さを満喫できます。
※取扱い:日本橋三越本店 本館地下1階 和菓子
三越伊勢丹オンラインストアで<叶 匠壽庵 あもや>の商品をみる>>
<榮太樓總本鋪>のできたていちご大福
指定農家から仕入れた「とちあいか」がまるごとひとつ入ったいちご大福。すっきりとした甘さの半小豆餡と合わせて店頭厨房で丁寧に包みあげました。できたての味をお楽しみください。
※取扱い:日本橋三越本店 本館地下1階 和菓子
三越伊勢丹オンラインストアで<榮太樓總本鋪>の商品をみる>>
ほかにもたくさん! 節分にちなんだ和菓子をご紹介
縁起物のお菓子から節分モチーフの愛らしいお菓子まで。日本橋三越本店で買えるおすすめのアイテムをご紹介します。
<京菓匠 鶴屋吉信>縁起の良いお多福豆をかたどった福ハ内
明治37年、商家の娘が豆をまく可愛らしい姿から発想を得て生まれたお多福豆の形の焼菓子。桃山製白あん入りの福ハ内は、しっとりやわらかなやさしい味わいです。
※取扱い:日本橋三越本店 本館地下1階 和菓子
三越伊勢丹オンラインストアで<京菓匠 鶴屋吉信>の商品をみる>>
<聖護院八ッ橋総本店>節分プリントが施された八ッ橋
定番の八ッ橋に、節分を楽しくするかわいい小鬼やお多福などの焼き印が押されています。パッケージは虎のパンツをはいた愛らしいデザイン。
※取扱い:日本橋三越本店 本館地下1階 菓遊庵
<小布施堂>思わず笑顔になれる節分まんじゅう
愛らしい鬼の表情とちょこんとついたツノ。<小布施堂>製の風味豊かな栗餡を山芋入りのもっちりやわらかな生地で包んだ、節分ならではのおまんじゅうです。
※取扱い:日本橋三越本店 本館地下1階 和菓子
いかがでしたか? 節分にちなんだ美味しさを準備して、今年も一年の無病息災を願いましょう。
商品の取扱いについて
記事で紹介している商品は、日本橋三越本店 本館地下1階、三越伊勢丹オンラインストアにてお取り扱いがございます。
※本記事に掲載された情報は、掲載日時点のものです。商品の情報は予告なく改定、変更させていただく場合がございます。
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