風薫る季節には滑らかな泡を。個性が光るシャンパーニュの造り手たち_1

フランスのシャンパーニュ地方で、決められた製法に従って造られる発泡ワイン「シャンパーニュ」。日本では、パーティなどの晴れの場を盛り上げてくれるお酒としておなじみですが、日常的にも愉しみたいですよね。

そんなシャンパーニュの醸造を手がける数あるメゾンの中でも、個性光る小規模生産者(レコルタン・マニピュラン)の魅力について、伊勢丹新宿店『グランド カーヴ』のソムリエ・宮沢典芳さんにうかがいました。

土地の個性が際立つ、一期一会のシャンパーニュ

シャンパーニュと聞けば、「モエ・エ・シャンドン」や「ヴーヴ・クリコ」といった大手メゾンが有名ですが、それらとは一線を画する小規模生産者のシャンパーニュも人気を集めています。その魅力の違いについて宮沢さんは、こう説明します。

「大手メゾンのものは、いつ飲んでも同じクオリティの味を愉しめるという安定感が魅力です。逆に小規模生産者のものは、年ごとに味が違う、手づくり感の魅力があります」

大規模経営の大手メゾンは、自社で所有する畑のぶどうや契約農家から仕入れたぶどうを使って醸造しています。いろいろな村のものをブレンドすることで、安定した味を造り出すことができるのだそうです。

風薫る季節には滑らかな泡を。個性が光るシャンパーニュの造り手たち_2

一方、小規模生産者は、自分の畑で育てたぶどうだけを使って醸造するので、ぶどうの出来具合などに左右される分、味が一定ではありません。そこに面白さがあるのだと宮沢さんは言います。

「小規模生産者のシャンパーニュは、村ごとのキャラクターを楽しめるのも特長で、土地の個性が味に強く出ているんです。たとえば、シャルドネ(白ぶどう)をメインに醸造する村もあれば、ピノ・ノワール(黒ぶどう)をメインにする村もあります。それだけで、味わいはまったく違ってきます」

古代品種のぶどうを使ったワインも登場

ほかにも木樽で発酵・熟成を行ったりと、畑の管理から醸造まで生産者のオリジナリティが色濃く反映されるようです。ちなみに最近は、ぶどうの古代品種を栽培して造るシャンパーニュや、原酒ワインにこだわった造り方がトレンドなのだとか。

「古代品種は、取り組みがはじまって間もないので、味はまだ挑戦中という感じですが、その

うちにおいしいものが出てくるかもしれません。また、若手生産者の間では、シャンパーニュのベースとなるワインに使うぶどうを丁寧に選別するなど、ワイン醸造の部分に力を入れるところも出てきています」

さまざまなメゾンの味を飲み比べる贅沢

そんな個性豊かな小規模生産者のシャンパーニュを、あれこれ飲み比べてみたいという方におすすめなのが、「小規模生産者シャンパーニュ ハーフボトル飲みくらべ10本セット」(各375ml)29,160円(税込/120セット限定)です。(ご好評につき完売いたしました)

「立地の違うメゾンのものがセレクトされているので、土地ごとの個性が愉しめるはずですよ」という宮沢さんに、愉しみ方のポイントを教えてもらいました。

風薫る季節には滑らかな泡を。個性が光るシャンパーニュの造り手たち_3

「たとえば、このセットの構成の軸になっている左から3番目と7番目の<ルブルン・セレブネイ>は、全体に酸味の効いた、きりりとした辛口の味わいなので、冷やしてスターターとして飲んでみてください」

食事と一緒に楽しみたいなら、左から8番目の<アンリエ・バザン>ブラン・ド・ノワールがオススメとのこと。

「『ブラン・ド・ノワール』は、黒ぶどうのみを使用したシャンパーニュで、ほんのりオレンジ色がかっています。冷やしてフルート型のグラス(細いグラス)で飲んでもいいですが、あえてワイングラスを使って、少し温度を上げて飲んでみるのもいいでしょう。風味が強いので、軽めの肉料理などにも合うと思いますよ」

お気に入りを見つけたら、ラベルをチェック!

「飲み比べて、もし好みのものを見つけたら、ラベルを撮影するかメゾン名を控えておいてくださいね。ご来店いただいたとき、お客さまのお好きなシャンパーニュをセレクトする大切な手がかりになりますので」

造り手のこだわりによって味や香り、色まで違ってくる、シャンパーニュの奥深さに触れられる絶好のチャンスです。さっそく、いろいろなメゾンの味を試して、自分好みのシャンパーニュを見つけましょう!

文: 森田香子

写真:写真提供:Think Stock(1〜2枚目)

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※20歳未満の飲酒は法律により禁じられています。

  • スタイリスト/宮沢典芳

    伊勢丹新宿店本館地下1階「グランド カーヴ」のソムリエ。年1回は、フランスのシャンパーニュ地方へ足を運ぶほど、泡が大好き! 毎日、シャンパーニュが飲めるような生活にあこがれつつ、日常ではビールやハイボールなどの泡も楽しんでいる。 趣味は、スタジアムでのサッカー観戦。ひいきのチームは、地元の柏レイソル。

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口に入れるとふわっ! 新感覚のフリーズドライのチーズ

ロックフォールチーズ&レーズンとロックフォールチーズ&クルミ
ロックフォールチーズ&レーズンとロックフォールチーズ&クルミ

(写真左から)ロックフォールチーズ&レーズン、ロックフォールチーズ&クルミ 各70g/各1,620円(税込)

ワインのつまみにいいものを発見! 山羊のミルクから作ったチーズは風味にクセがあり、正直、ちょっと苦手でした。でも、「ロックフォールチーズ&レーズン」と「ロックフォールチーズ&クルミ」を食べてびっくり。フリーズドライにすると臭みがマイルドになると知ったのです。独特のふわっとした食感を、レーズンとクルミとを交互に食べて楽しむのがおすすめです。日持ちの良さも嬉しいところ。グルメな人へのギフトにしたらきっと喜ばれますよ。

文: FOODIE編集部

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記事で紹介している商品は、伊勢丹新宿店本館地下1階=プラ ド エピスリーにてお取扱いがございます。 また、伊勢丹オンラインストアでもお取扱いがございます。

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まさかデメルに!? おつまみ感覚で食べるサワースティック

デメルのサワースティック
デメルのサワースティック

<デメル>サワースティック(24本入り) 1,944円(税込)

<デメル>といえばザッハトルテ。……とショーケースを覗いていたら、シックなボックスを発見。なんと、甘くないクッキーとのこと。半信半疑で食べたら本当でした! ハマってしまったのは、エメンタールチーズがトッピングされたもの。これ、赤ワインのおつまみにぴったりなんです。ピンクペッパーやキャラウェイシードもクセになる味。甘党ではない方へのギフトにも重宝しています。

文: FOODIE編集部

写真:八田政玄
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記事で紹介している商品は、伊勢丹新宿店本館地下1=カフェ エ シュクレ/デメルにてお取扱いがございます。伊勢丹オンラインストアでもお買い求めいただけます。

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板チョコみたいに分厚く切って食べたい! デンマークバター

デンマークバター
デンマークバター

<アンデルセン>デンマークバター(有塩・食塩不使用)250g 1,001円(税込)

アンデルセンで毎年6月にご紹介しているデンマークバターをご存知ですか? 乳酸菌を加えて発酵させたもので、口あたりがふわっとなめらか! 日本で一般的なバター(発酵させていないもの)とは違うかすかな酸味とコクは穀物パンとあわせるとなお引き立ちます。また、バターをスライスし、板チョコと合わせてパンに挟んで食べるのもおすすめ。贅沢だけどやめられない、お気に入りの食べ方です。
※数に限りがございます

文: FOODIE編集部

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商品の取扱いについて

記事で紹介している商品は、2017年6月1日(木)〜30日(金)までのデンマークフェア期間中、伊勢丹新宿店本館地下1=デリ エ ブーランジュリー/アンデルセンにてお取扱いがございます。

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ビリリと辛い「薬膳ラー油」をリピート買いしてます!

小笠原フルーツガーデンの薬膳島辣油
小笠原フルーツガーデンの薬膳島辣油

<小笠原フルーツガーデン>薬膳島辣油(115g) 940円(税込)

「具入りタイプ」が台頭してからブームが続いているラー油。種類が数ある中でも「これ!」と感動したのが「薬膳島辣油」。実は、伊勢丹スタイリストが自分用にもギフト用にも選ぶ隠れた一品なんです。
島トウガラシの辛み、ウコン、アロエ、クコの実といった小笠原産の原材料が独特のハーモニーを奏でて、クセになる味。舌にビリビリとした辛さ、個性的な風味は、一度口にしたら忘れられません。

文: FOODIE編集部

写真:八田政玄
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商品の取扱いについて

記事で紹介している商品は、伊勢丹新宿店本館地下1階=シェフズセレクションにてお取扱いがございます。

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鮎の魚くささが全然ない! 飲んでも美味しい出汁醤油

まるはらの鮎魚醤
まるはらの鮎魚醤

<まるはら>鮎魚醤(200ml) 1,404円(税込)

堂々と書かれた「鮎」の文字に惹かれて手に取った、<まるはら>の鮎魚醤。鮎と塩だけで作られていると知って驚きました。というのも、いわゆるエスニックの魚醤(ナンプラー)のようなパンチの利いた味ではなく、香りもあっさり。塩で下味を付けるよりもう少しコクを出したいときに使っています。お湯で薄めて飲んでみても、鮎のうまみが品良く香り立って美味しいんですよ。

文: FOODIE編集部

写真:佐坂和也
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