幸福の再来〜5月1日に贈るスズランのおはなし_1

フランス発祥のフェット・デュ・ミュゲ(スズラン祭り)

5月1日、フランスでは愛する人やお世話になっている人にスズランを1輪贈る習慣があり、贈られた人には幸運が訪れると言われています。ほかの多くの国と同じくフランスもこの日は労働祭(メーデー)、日本とは違って有給休日です。そして、この「スズランの日」。この日はいくつかのルールを守れば、許可がなくとも誰でもスズランを売って良いという日で、メトロの入口、スーパーの入口など、街角のいろいろな所に、さまざまな趣向でスズランを売っています。なかにはお小遣い稼ぎに、森で摘んできたスズランを売る小さなスズラン売りの子どもたちの姿も。 フランス語ではスズランを「ミュゲ(muguet)」ということから「フェット・デュ・ミュゲ(スズラン祭り)」と呼ばれます。

スズランを象った甘い口福?

幸福の再来〜5月1日に贈るスズランのおはなし_2

最近フランスでは花屋さんだけではなく、チョコレート屋さんやお菓子屋さんにも5月1日が近づくとスズランにちなんだスイーツなどが店頭で目立っています。飴細工や焼き菓子で、かわいらしくスズランをあしらった可憐なスイーツが笑顔を誘います。 スズランの花言葉は「幸せの再訪」。そこに誰もが幸せを感じるスイーツの組み合わせ……それなら「幸せ」も倍増するというものではありませんか!

5月1日、フランスのスズラン祭りのように、自分が幸せになってほしい人に「幸福のお守り」として、とっておきのスイーツを贈るのも良いですね。もちろん1輪のスズランの花と、あなたにしか贈れない「気持ち」を添えて。

文: 藤木稚子

写真/Thinkstock/Getty Images

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