イースターエッグのイメージ

春になるとカラフルなイースターエッグやバニーのチョコレートが街を彩り、日本でも浸透してきた感のあるイースター(復活祭)。

クリスマスと同じくキリスト教のお祝いですが、その名はバビロニアの豊穣の女神「イシュタル」の発音がなまって「イースター」になったという、地中海の古い信仰に起源がある、長い歴史を持ったイベントなのです。

そんな由来もあるイースター、各地で共通しているのは赤く染めたタマゴ(あり得ないもの=復活の奇跡を表した)がカラフルに発展したイースターエッグ。そして、それを運んでくるといわれるイースターバニー。さらにキリストを表す羊、または魚の料理があります。

ホットクロスパン、シムネルケーキは英国風

アングロサクソン系住民の多い地域ではイースターの2日前、聖金曜日にホットクロスパンを食べる

イギリスを中心としたアングロサクソン系住民の多い地域ではイースターの2日前、聖金曜日にホットクロスパンを食べる習慣があります。普段から作られますが、イースターの4週間前には、卵やバターを入れずに作る決まりもあるようです。

同じくイギリス中心によく食べられるシムネルケーキ。ドライフルーツをたっぷりと入れて焼き上げる、イースターの伝統菓子です。キリストの12使徒から1人(ユダ)を引いた11の数だけ、マジパンなどで作った団子を乗っけます。

ドライフルーツをたっぷりと入れて焼き上げる、イースターの伝統菓子シムネルケーキ

鳩のパン、卵入りのパイ。イタリアとスペインのイースター

イタリアのイースターに欠かせないのが、 平和のシンボルであるコロンバ(=鳩)型のパン。 クリスマスに食べられるパネットーネに似た甘いパンです。

スペインの伝統的なイースター料理と言えばオルナソ

そして、スペインの伝統的なイースター料理と言えばオルナソ。ソーセージや生ハムなど肉料理で有名なスペインのサラマンカの郷土料理で、まるごとゆで卵を入れたエンパナーダ(パイ)はみんな大好きです。

春分のあと最初の満月の次の日曜日という移動祝日のため、西欧の2015年のイースターは4月5日になります(グレゴリオ暦の東方教会は4月12日)。いろいろな地域のバリエーションから、自分好みのスタイルを見つけて楽しみたいですね。国は違ってもお祝いです。まずは楽しみましょう!

文: 畠山美咲

写真:Thinkstock / Getty Images
※本記事に掲載された情報は、掲載日時点のものです。商品の情報は予告なく改定、変更させていただく場合がございます。

Facebookで、FOODIEをいいね!

Twitterで、FOODIEをフォロー!

Ranking

ランキング

  1. ポイントは3つ! とんかつ屋さんの 「ふわふわキャベツ」の作り方
  2. 【日持ち・常温・かさばらない】伊勢丹フードアテンダントが教える外さない手土産
  3. 卵焼きは劇的にふわふわになる!「こす・強火・3回で焼く」が鉄則
  4. 煮込まないのが正解! 野菜の甘さに感激する意外な「豚汁」レシピ
  5. ただ焼くだけなんて損! ソーセージが美味しくなる食べ方、教えます。