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2015.05.17

クールジャパンな<SUSギャラリー>チタン製タンブラー。世界のトップに贈られたその魅力とは

驚くほど保温・保冷性の高い<SUSギャラリー>のチタン製タンブラーの画像

高い金属加工技術で知られる新潟県燕市。そのハイクオリティな職人技術でつくり上げる、驚くほど保温・保冷性の高い、チタン製のタンブラーなどのテーブルウェアを提案するブランドが、SUSギャラリーです。

APEC2010において、各国首脳の乾杯グラスや贈答品として採用され、大きな話題を呼んだ同ブランドのチタン製カップ。定番商品として、長く人気を保っています。その製品の魅力について、日本橋三越本店 リビング和食器担当・岩田哲平セールスマネージャーにうかがいました。

日本橋三越本店 リビング和食器担当・岩田哲平セールスマネージャーの画像

保温・保冷・結露予防、そして味が薄まらない

SUSギャラリーの主力製品である、世界トップクラスの燕の職人たちが仕上げた、真空二重構造のチタンカップ。燕の職人たちだけにしか加工できないという「真空二重構造」とは、どういうものなのでしょうか?

「カップの全体を真空二重構造にすることで、飲み物を入れる内側と、外気に触れる外側の間に断熱効果が生まれます。また、同じ二重構造でも中に空気が入った中空構造のものと比較して、保温・保冷力が抜群に高くなります。SUSギャラリーの製品が人気を集める最大の理由です」

また、なかに入れる飲み物の保温・保冷効果のほかにも、大きなメリットがあるそう。

「外側の温度が下がらないので、氷といっしょに冷たいドリンクを入れても結露しにくく、コースターいらずなんです。さらには、保冷効果で氷が溶けにくく、なかの飲み物の味が薄まらないので、アイスコーヒーを飲むのにもオススメですよ」

丈夫で口当たりのいい、チタンという未来素材

そして二重構造の他の特徴としては、チタンそれ自体のメリットが大きいといいます。

「宇宙航空機に使われるような素材なので、金属のなかでも抜群に丈夫で、しかも軽いんです。比較的高価な値段ではあるのですが、落として割ることもないですし、孫の代まで使えるような製品だと思えば、その値段にもご納得いただけると思います。そして、飲み口部分を薄くすることで、非常に口当たりが良いのも特徴ですね」

またチタンは金属イオンが溶け出しにくい非常に安定した金属で、医療器具にも使われている人間のカラダとも相性がいい素材なのだそう。

「なかに入れた飲み物に金属臭がつきにくいので、飲み物の味を変えないというメリットもありますよ」

特に人気なのは、ロックグラス

人気のロックグラス「SUS gallery」の「Mirror」シリーズの画像

SUS gallery」の「Mirror」シリーズ

SUSギャラリーを代表する、メインブランド「SUS gallery」の「Mirror」シリーズ。まずは、これを使ってもらいたいと岩田さんはオススメします。

「特に『Mirror』シリーズの『Rock Cup』(写真左下:15,000円[税抜])は人気が高いですね。ウイスキーなどに使うロックグラスですが、デザートカップとしてアイスクリームを入れても溶けづらく便利です」

300mlがちょうど入る大きさの「TITANESS Vacuum layer Tall cup 300 Silver」の画像

「TITANESS Vacuum layer Tall cup 300 Silver」16,000円(税抜)

さらにご自身が愛用しているものとして、「TITANESS gallery」シリーズの「Tall cup 300」という商品についても教えてくれました。

「SUSギャラリーはいくつかブランドを持っているのですが、そのうち『TITANESS gallery』の『Tall cup 300』は私も愛用しています。300mlが入るちょうど良い大きさで、氷を入れてもゴクゴク飲める感じがとても良いです」

 

「氷が溶けない!」店頭でのデモに驚きの声

真空二重構造とチタン、そして日本の職人技が可能にした、非常に高機能なチタンカップ。このチタンカップの魅力を伝えるため、店頭でデモンストレーションを行うこともあるそう。

「開店時に氷に入れておいて、その後いらっしゃったお客さまに『○時間前に入れても溶けきらずに残っているんです』とお伝えすると、みなさま驚かれますね。今後はお中元シーズンに向けて、氷のほかにも実際にご試飲をいただくような企画を考えております。やはりカップは一度使っていただくのが一番だと思いますので」

これから夏に向けて冷たい飲み物が美味しくなる季節。まさしくクールジャパンを体現する、日本の技術が可能にした「一生もの」を、ぜひ店頭で試してみたいものですね。

文: 照沼健太

写真:Thinkstock/Getty Images(3枚目)

※本記事に掲載された情報は、掲載日時点のものです。商品の情報は予告なく改定、変更させていただく場合がございます。

バイヤー・スタイリスト / 岩田哲平
1997年入社、銀座三越に配属以来、リビング担当としてキッチン用品や食器のセールスマネージャーとバイヤーを歴任。好きな食べ物はカレーライス。

商品の取扱いについて

記事で紹介している商品は、日本橋三越本店 本館5階=和食器にてお取り扱いがございます。
SUSギャラリーの一部商品はこちらでもお取扱いがございます。

※本記事に掲載された情報は、掲載日時点のものです。商品の情報は予告なく改定、変更させていただく場合がございます。

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