桜とのマリアージュを楽しむ、2015年のお花見酒

朝、昼、夜。お花見スタイルも自分らしく

待ちに待った桜の季節が到来。屋外で、屋内で、仲間と一緒に、散歩をしながら。今年のお花見酒は、一緒に飲む人やシチュエーションに合わせて選びたい。ワイン、シードル、それともやっぱりビール？ 日本の春の美しさをもっともっと楽しむための、お花見酒の提案を三越伊勢丹新宿店のワインコーナーソムリエール・小林さん、和酒コーナーのアシスタントセールスマネージャー・佐藤さんにしていただきました。

朝はさわやかなスパークリングでシードルを

「休日の朝、バスケットにシードルと果物を入れて桜のきれいな近くの公園で、プチピクニックを」と小林さん。シードルとは、フランスのブルターニュ地方やノルマンディー地方、スペイン北部などで作られるリンゴ酒のこと。

「青リンゴ果汁100％で作られています。甘すぎず辛すぎず、どこまでも爽やかなスパークリングシードルは果物との相性抜群です」。

果物やフルーツタルトを合わせて、春らしい朝ごはんといたしましょう。

ラシャスギルヴィック／フランス・ブルターニュ産 750ml 2,592円（税込）

しっかりフードもありのお昼、楽しいビールや桜色も美しいロゼ

友人知人と集まって、お弁当やデリを広げてわいわい乾杯！ そんなしっかりめのお花見には、ビール？ それともワイン？ 佐藤さんの提案は、ここはすっきりとビール！

「桜をまとったピンク色がかわいい、期間限定パッケージのスーパードライはいかがでしょう？ ご存じ辛口＆切れ味のあるビールは、揚げ物などこってりおつまみにも負けません。女子同士のお花見には、透明感のある味わいと軽やかな口当たりのクラフトビールをセレクトして」

一方、ちらし寿司、鴨肉のサラダなど春のしっとり大人メニューが並ぶ昼下がりのお花見に、小林さんがおすすめするのは桜色のすっきりロゼ。

「辛口のロゼがおすすめです。フランス・ロワール地方で良質なワインをつくり続ける生産者、フィリップ・ジルベールの一本は、サクランボやフランボワーズの風味と繊細な果実味が寿司によく合います」

アサヒスーパードライ スペシャルパッケージ／アサヒ 350ml 247円（税込）
よなよなエール／ヤッホーブルーイング（長野） 350ml 268円（税込）
コエドビール 瑠璃／コエドブルワリー（埼玉） 350ml 289円（税込）
メネトゥー・サロン・ロゼ 2011／ロワール 750ml 3,240円（税込）

ゆっくりしっとり、名残のように夜桜を楽しむワインと梅酒

花冷えもするけれど、夜の闇の中にポワリと浮かぶ桜の美しさと仕事終わりに飲むお酒の味はやはり別格。夜に落ち着いて、食事と楽しみたいワインを小林さんより。

「ひつまぶしなどの温かいおつまみと一緒におすすめしたいのが、長野の醸造メーカー『井筒ワイン』の赤ワイン。カベルネ・フランという品種の葡萄で作られた一本で、2013年は天候にも恵まれて非常に良質な出来と言われているんです。葡萄らしい味わいで飲みやすく、チーズなどのおつまみにもばっちり」

そして、お腹がいっぱいになってから。のんびり花を見ながら楽しむお酒にスイートな梅酒を佐藤さんは用意。

「デザートワインのように味わえる梅酒で〆を。おつまみがなくてもちびちび味わえるので、準備する時間がない人の花見酒にも最適！ 梅の香りと優しい甘みに癒されます」

NACカベルネ・フラン 2013／井筒ワイン（長野） 750ml 2,160円（税込）
萬歳楽 加賀梅酒／小堀酒造店（石川） 720ml 1,595円（税込）

 咲き誇り舞い散る桜の花、それぞれの時間で表情を変える花に合うお酒。美味しく、楽しく日本の春を謳歌しましょう！

※本記事に掲載された情報は、掲載日時点のものです。商品の情報は予告なく改定、変更させていただく場合がございます。