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2016.09.22

1日700枚売れる! 噂の<桑水流畜産>の黒豚みそ漬とは

桑水流畜産の黒豚みそ漬

伊勢丹新宿店地下1階食品コーナーきっての人気スペース、「フードコレクション」。その界隈でも、ひときわ「美味しそうな香り」を漂わせているのが、<桑水流畜産(くわづるちくさん)>。宮崎県・霧島のブランド桑水流黒豚「からいもどん」の加工肉や精肉の販売を行うお店です。

香りの正体は、看板商品「黒豚みそ漬(ロース)」の試食販売。黒豚の脂身とみそが焼ける香ばしい香りが、なんともたまりません! 1日に黒豚13頭分が完売してしまうというその商品の秘密を探りました。

ご飯がススム! 黒豚のとろける脂身とみそのハーモニー

焼かれた桑水流畜産の黒豚みそ漬

<桑水流畜産>黒豚みそ漬(ロース)(約130g/1パック)756円(税込)

伊勢丹新宿店に10年以上出店し、全国各地の人気店が入れ替わりしのぎを削る「フードコレクション」内でも、屈指の人気を誇る<桑水流畜産>。「人気の理由は秘密です(笑)」とお店の人が笑う、黒豚みそ漬(ロース)の試食販売から漂うこの香り、次々と人が足を止めるのも納得です。

差し出された分厚いひと切れを頬張ると、驚くほどやわらか。甘みのある脂身とこんがり焼けたまろやかなみそが口のなかでとろけあい、思わず白いご飯が恋しくなります。そんな<桑水流畜産>の魅力を紹介してくれるのは、物産展を切り盛りする太田德尚さん。

「こだわりは、やっぱり地元・宮崎で育てた桑水流黒豚『からいもどん』の肉質ですね。特に透き通った脂身の甘さは、一度食べれば違いをわかっていただけると思いますよ!」

リピーター続出! 美味しさの秘密は?

①えさと水にとことんこだわって、飼育された黒豚

桑水流畜産の黒豚が飼育されている生駒農場

宮崎県・霧島といえば、名水地として知られる場所。その霧島の名水百選に選ばれた水流のさらに上流地でのびのび育てられているのが、「からいもどん」です。

「地下120mからくみ上げている水は、人間が飲んでももちろん美味しいもの。濁りがなく澄んだ脂身に仕上げ、焼いたときに獣臭が出ないような肉質にするために、水は重要な要素です。自然が豊かな土地だからこそできる贅沢な育て方かもしれません」

えさは地元のさつまいもの粉末を混ぜた飼料に、さらに酵母をブレンドしているのがポイントだそう。

「さつまいもは甘いので、豚がよく食べてくれるんです。ちゃんと太った美味しい豚に育てるためには欠かせません。そこに酵母を入れることで、やわらかい肉質に仕上がるんです」

②桑水流特製ブレンドみそと、肉に切り込みを入れる工夫

桑水流畜産の黒豚みそ漬

豚肉と絶妙にマッチするまろやかなみそも、「黒豚みそ漬」のために作られたもの。大豆をはじめ、原材料にもこだわっているといいます。

さらに、商品の人気を支える最後の決め手といえるのが、家庭で美味しく食べるために考えられているある工夫。

「肉の表面に細かい切り込みを入れているんです。だから火を通すのは短時間でOKですし、肉が反り返ることもありません。ぜひやわらかい最高の状態で召し上がっていただければ」

調理のときは、焼き過ぎないよう要注意!

桑水流畜産の黒豚みそ漬を焼いているところ

家で調理する際は、フライパンに油を引かずに肉を投入。フライパンが温まったら中火で片面1分半ずつ焼き、火を止めて3分余熱を入れる……たったこれだけです。

「豚肉からどんどん脂が溶け出てくるので、油は引かなくて大丈夫。また焼く際にフタをしない理由は、肉が硬くなってしまうからです。あらかじめ表面に細かい切り込みが入っているので、肉が反り返ることもありません」

切ったときに「中がうっすらピンク色」な状態が、もっとも美味しいタイミングだそう。

「黒豚みそ漬(ロース)」以外にも、店頭に並ぶ商品はハムやベーコン、新鮮な精肉など、美味しさと安全にとことんこだわったものばかり。「黒豚みそ漬(ロース)」でお店のファンになった人は、ぜひ他の商品もチェックしてみてください。

桑水流畜産の試食販売の様子

桑水流畜産

自然豊かな宮崎県・霧島で育てたブランド桑水流黒豚「からいもどん」の精肉・加工肉を販売。なかでも人気の「黒豚みそ漬(ロース)」は1日に700枚程度を売り上げるという看板商品。試食販売も盛況です!

 

文: 斉藤彰子

写真:小林友美(1,2,5枚目)
※本記事に掲載された情報は、掲載日時点のものです。商品の情報は予告なく改定、変更させていただく場合がございます。

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