日本初！＜ドミニク・ブシェ トーキョー＞のプティ・ガトーが伊勢丹で買える！

「トゥール・ダルジャン」や「ホテル・ド・クリヨン」で腕を振るい、フレンチ界の重鎮として名を馳せるドミニク・ブシェ氏が手がける＜ドミニク・ブシェ トーキョー＞。なかでも、コースメニューでしか提供されることのなかったデセール（デザート）は、これを食べたくて店に通う人がいるほどファンを魅了してきました。そんなレストランでの優雅な時間の締めくくりとなるプティ・ガトーが、期間限定で伊勢丹新宿店のマ・パティスリーに登場するとあって大注目されているんです！

本当に美味しいフランス料理を日本の人に供したい

パリを拠点に活躍するドミニク・ブシェ氏。自身の名を冠した＜ドミニク・ブシェ トーキョー＞は、2013年に日本初上陸を果たし、昨年銀座一丁目に移転。「本当に美味しいフランス料理を日本の人に食べてもらいたい」というドミニクの想いのもと、極力油やバターを使わずに丁寧に作られた料理は、軽やかで繊細な仕上がり。約50年に渡る彼の料理人生を「継承」するような、思い出に残るひと皿を復刻したメニューも味わえるとあって、往年のファンも足を運ぶといいます。

ランチコースやディナーコースの最後に供されるのが、日本人パティシエ波多江篤シェフによるデセール。フレンチならではの、きらやかで美しいひとときを優雅に締めくくるスイーツなのです。

本邦初公開！ ＜ドミニク・ブシェ トーキョー×アツシ・ハタエ＞注目の3品

今回、マ・パティスリーで味わえるのは、普段は＜ドミニク・ブシェ トーキョー＞でしか味わえない特別なプティ・ガトーです。ケーキが約15種類、焼き菓子が約20種類と、かなり豪華なラインナップ。このプティ・ガトーを手がけた波多江シェフに、特におすすめの3品とこだわりのポイントを聞きました。

フランボワーズづくしの濃厚チョコレートに感嘆

ひとつめの「ルージュ・エ・ノワール」はプチサイズでありながら、この精巧なデコレーションに思わず感嘆のため息が……。

「チョコレートとフランボワーズを使ったデセールをお店でも出していたので、その組み合わせで作ってみようと思ったひと品です。ビスキュイショコラにフランボワーズのガナッシュを絞り、その上にガナッシュモンテフランボワーズをのせました」

濃厚な味わいに、舌はしっかり満足。ひと口で夢の世界へと誘ってくれます。

ピスタチオのバタークリームに自家製ジュレをのせて

2つめはピスターシュ（ピスタチオ）のクレームオブール（バタークリーム）とグリオット（さくらんぼ）のジュレ、ビスキュイピスターシュを使ったケーキ。グリオットのほのかな酸味がピスタチオの甘いクリームと融合して、なんともいえない絶妙な味わいに。

「素材の状態をよく観察して、使いどきかどうかを見極め、できるだけ最大限の美味しさが引き出せるように心がけています」

ナッツ好きにはたまらない！ 木の実のプティ・ガトー

3つめは、ノワゼット（ヘーゼルナッツ）のクレームムースリーヌ（カスタードクリームがベースのバタークリーム）や、プラリネノワゼットのビスキュイ、ヘーゼルナッツ入りミルクチョコレートのガナッシュなどが多層的に重なった上に、ナッツがしっかりのった食べ応えのある一品です。

「フランスでは、キャラメリゼしたナッツを使ったお菓子を『シュシュ』というそうで、こう名づけました。どのお菓子もそうですが、サイズが小さい中でいかに自分が作りたい味を表現するかにこだわって、試作を重ねました」

ドミニク氏からの信頼も厚い日本人パティシエ・波多江篤

＜ドミニク・ブシェ トーキョー＞の日本人シェフ・パティシエを務める波多江篤さん。札幌、東京、大阪で修行を重ね、アラン・デュカス氏に認められて2014年に渡仏。パリの「ホテル・ル・ムーリ ス」「ホテル・プラザ・アテネ」で腕を振るいました。ドミニク・ブシェ氏からの信頼も厚く「ドミニク・ブシェの世界観にあったフランスのエレガンスを常に念頭に置いて作っています」とのこと。

繊細で女性心をくすぐるデセール作りのコツは、やはり女性の心に寄り添うことだと言います。

「自分のなかではこっちのほうがいいかなと思っても、女性スタッフの声に耳を傾けるようにしています」

一流フレンチのパティシエが生み出すプティ・ガトーを楽しめるのは、本当に貴重なチャンス！ 宝石のようなプティ・ガトーをぜひ堪能してみてください。

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