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2016.08.10

めんつゆをアレンジするだけ! 絶品うどんダレ3レシピ

カレーダレをかけた稲庭うどん

暑い季節、素麺と同様に食べる機会が増えるのが、うどん。めんつゆでいただくのが定番ですが、毎年のことながら食べ飽きてしまうもの……。そこで、今回はいつものめんつゆにおうちにある材料を混ぜるだけでできる、簡単アレンジメニュー3レシピを柬理美宏(かんりよしひろ)料理長(伊勢丹新宿店・キッチンステージ)に教えてもらいました。今回は、細麺でコシが強く、タレとの絡まりもよい稲庭うどんを使ってご紹介します。

トマトとかつお出汁の相性が絶妙! 「トマトぶっかけダレ」

トマトぶっかけダレで食べる稲庭うどん

トマトをめんつゆ(かつお出汁)と合わせるだけで、イタリアンパスタのソースのようなタレに! 実はトマトと鰹はとても相性のいい食材。お互いにうまみを引き立たせ合うんです。煮詰めることでトマトの酸味が飛び、まろやかなうまみとコクがめんつゆに溶け込んで、和風でも洋風でもない、なんともやさしい味わいです。

詳しい材料(2人分)と作り方

トマトを煮詰めているところ

火からおろす目安は、フルーツトマトの原型がなくなって皮のみが残り、全体的にトロりとするまで。

  • フルーツトマト(くし型切り)……2個
    ※トマトの場合は大1個
  • 白すりごま……大さじ2 
  • めんつゆ(5倍希釈)……300ml
  • みょうが(せん切り)、万能ねぎ(小口切り)、かいわれ菜……お好みで

鍋にめんつゆ、トマト、白すりごまを入れて弱火にかけ、トマトが煮崩れるまで煮て、そのまま冷ます。

 

卵黄たっぷり濃厚仕上げ! カレーが香る「カルボナーラ風あえダレ」

カルボナーラ風あえダレでいただく稲庭うどん

卵を半熟に加熱して、トロ〜と仕上げたあえダレ。生クリームやバターなしでもまるで濃厚カルボナーラのようなコク深さ。その理由は全卵のほか、卵黄を2個も使っているから。トロトロ〜っとした不思議な舌触りと食欲そそるカレーの風味に、思わずペロリと平らげてしまいそうです。

詳しい材料(2人分)と作り方

卵を湯せんする

  • 全卵……2個
  • 卵黄……2個分
  • カレー粉……小さじ1
  • 片栗粉……小さじ2
  • めんつゆ(5倍希釈)……小さじ2
  • 万能ねぎ(小口切り)……お好みで

ボウルにすべての材料を入れて湯せんにかけ、泡立て器でかき混ぜる。(火が通ってくると、少しずつ小さな泡が立ってくる。ここで休まずにかき混ぜないとダマになってしまうので、気を付ける)。少しとろみが付いたら湯せんを外してさらにかき混ぜ、泡立て器からトロトロっとタレが落ちるくらいになったら、そのまま冷ます。

 

磯の香りと柚子胡椒の辛みが合う! 「海苔つけダレ」

海苔つけダレでいただく稲庭うどん

めんつゆに焼き海苔をたっぷり入れて煮るだけの超簡単レシピ。シンプルな組み合わせにアクセントを加えるのは、隠し味の柚子胡椒。口に含むと最初は海苔特有の磯の香りが広がり、後から柚子胡椒のパンチの効いた辛みがピリッとして、全体を引き締めてくれます。箸の止まらない美味しいつけダレです。

詳しい材料(2人分)と作り方

海苔を入れて煮込んでいるところ

  • 海苔(全型・ちぎる)……2枚
  • 柚子胡椒……小さじ1/2
  • めんつゆ(5倍希釈)……300ml
  • 青ジソ……お好みで

鍋に全ての材料を入れて中火にかけ、混ぜながら沸騰するくらいまで煮て、海苔が煮溶けたらそのまま冷ます。長く煮ると海苔の風味が飛ぶので、めんつゆとよくなじんだらすぐに火からおろしましょう。

 

文: 原田視納子

写真:よねくらりょう
※本記事に掲載された情報は、掲載日時点のものです。商品の情報は予告なく改定、変更させていただく場合がございます。

バイヤー・スタイリスト / 柬理美宏
4~5週間ごとにさまざまなジャンルの人気料理人や料理研究家たちの創作メニューを提供している、伊勢丹新宿店本館地下1階「キッチンステージ」の料理長。「オープンキッチンスタイルを生かし、お客さまに五感で料理を楽しんでいただけるように心がけています」
柬理シェフのレシピ一覧はこちら>>

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