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2016.07.30

増え続けるリピーター! <アンリ・ルルー>塩バターキャラメルの美味しさの秘密

アンリ・ルルーのキャラメル

世界で唯一のキャラメリエとして知られる<アンリ・ルルー>。2007年に海外初出店となる伊勢丹新宿店をオープンして以来、創造性に富んだ色とりどりのキャラメルや美しいショコラで私たちを楽しませてくれています。

今回はこだわりの製法で生み出されるキャラメル工房をご案内しながら、<アンリ・ルルー>の美味しさの秘密に迫ります。

仏キブロンで生まれた塩バターキャラメル

アンリ・ルルー本店

フランス・ブルターニュ地方のパティシエ一家に生まれた創業者アンリ・ルルー氏。結婚後、妻の故郷である海辺の街・キブロンにお店を開いたのが1977年のこと。当時はショコラやアイスクリーム作りを主としていましたが、地元の人に愛されるオリジナルの味を作ろうと考案したのが、塩バターキャラメル「C.B.S.」でした。  

 

ブルターニュ産の加塩バターたっぷりのキャラメル作り

<アンリ・ルルー>の代名詞ともいえるキャラメル「C.B.S.」は、Caramel au Beurre Salé(キャラメル・ブール・サレ=塩バターキャラメル)の頭文字をとったもの。『美食家のためのバター』とも呼ばれるブルターニュ産の加塩バターをたっぷりと使った「キャラメル ムゥ=やわらかなキャラメル」に、名産であるゲランドの塩を練り込み、甘さの奥に絶妙な塩味を表現しています。

砂糖や水飴を最低限に抑え、素材の味を引き出すのがアンリ・ルルー流。独特の香ばしさとなめらかなやわらかさを持ったこのキャラメルは、「真似できない見事なキャラメル」とスイーツ界で絶賛されるようになりました。

素材と向き合い手作業で作られる美味しさ

アンリ・ルルー工房外観
<アンリ・ルルー>のショーケースに並ぶキャラメルは、ここランデヴァンの工房で生まれます。基本の材料は生クリーム、グラニュー糖、水飴、そして各フレーバーの素材です。厳選された素材を鍋に入れ、焦がさないよう職人がつきっきりで混ぜ続けていきます。高温で煮詰められたキャラメルは手ごたえも重く、かなりの重労働。

煮詰められたキャラメルを木製の型に移してゆっくりと冷まし、最後にひと粒ずつカットして完成です。シンプルだからこそゆらぎのない味を作り出す技術はまさに職人技。その日の気温や湿度によって作り方を微妙に変えていくのだとか。

「指にはつくが、歯にはつかない」という絶妙なやわらかさとその複雑な味わいは、こうして作り上げられていくのですね。

キャラメルを包みこんだクイニーアマンも人気

アンリ・ルルーのクイニーアマン

そんな<アンリ・ルルー>の新定番として2013年に誕生したのが、ブリオッシュでキャラメル ムゥを丸ごと包み込んだクイニーアマン。そのまま食べて、外側のカリっとした食感を楽しむもよし。少し温めてから食べると、中のキャラメルがとろっと溶けてやわらかくなり、口の中がそのフレーバーでいっぱいになります。これまで、さまざまなキャラメルのフレーバーでオリジナリティを追求してきたクイニーアマン。

アンリ・ルルーのクイニーアマン・オ・キャラメルピナコラーダ

<アンリ・ルルー>クイニーアマン・オ・キャラメルピナコラーダ(1個) 324円(税込)
※8月3日(水)~16日(火) 期間限定販売

伊勢丹新宿店では、「クイニーアマン・オ・キャラメルピナコラーダ」を8月16日(火)まで期間限定販売。ココナッツ、パイナップルピューレ、ラム酒を使ったキャラメル「ピナコラーダ」がとろ~り。いつもとは違う夏らしい爽やかな風味をお楽しみください。

<アンリ・ルルー>の哲学が詰まったキャラメルとクイニーアマン。期間限定の商品もあるので、食べ比べて楽しめますよ。

文: 齋藤倫子

※本記事に掲載された情報は、掲載日時点のものです。商品の情報は予告なく改定、変更させていただく場合がございます。

商品の取扱いについて

【商品の取扱いについて】
記事で紹介している商品は、伊勢丹新宿店本館地下1階=カフェ エ シュクレ/アンリ・ルルーにてお取扱いがございます。

※本記事に掲載された情報は、掲載日時点のものです。商品の情報は予告なく改定、変更させていただく場合がございます。

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