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2016.07.19

ハワイで大人気「ポイ・グレーズド」のサクサクもちもち食感に夢中!

ポイ・グレーズド

ハワイ・ホノルルで夜明け前から行列ができる大人気店<カメハメハベーカリー>。現地の「ロコ」たちのお目当てが、ハワイのドーナツ「マラサダ」をアレンジした「ポイ・グレーズド」です。昨年、伊勢丹新宿店で開催された「夏フェス at ISETAN Aloha ! Hawaii」でも強い印象を残し、ハマる人が続出のハワイアンスイーツの秘密を探るべく、渋谷区神宮前にある<カメハメハベーカリー トーキョー>にお邪魔しました。

家族揃って楽しむハワイの定番モーニング

カメハメハベーカリー トーキョー

そもそも「ポイ・グレーズド」は、ハワイで日常的に食べられるドーナツや揚げパンのような食べ物「マラサダ」の一種。現地では家族揃って楽しむモーニングの定番という面もあるようです。「ポイ・グレーズド」は紫色のタロイモを練り込んだ生地のドーナツを砂糖コーティングした、オリジナルの「マラサダ」です。

それでは、ハワイ本店仕込み「ポイ・グレーズド」の作り方を見てみましょう!

 

①  タロイモペーストを練り込んだ生地を形成

(左)ポイ・グレーズドの生地(右)発酵後の生地

通常のマラサダには、卵やミルクに強力粉やベーキングパウダーなどを加えたシンプルな生地が使われますが、「ポイ・グレーズド」はそこに卵やベーキングパウダーは使用せずにタロイモペーストを追加。まるで絵の具を混ぜたような強い紫色が特徴です。これを正方形に成形して1時間ほど発酵させます。

②  約200℃で揚げる

ポイ・グレーズドを揚げる様子

発酵後に少し休ませたら、約200℃の油で揚げます。高温で一気に揚げることで、表面にサクサクの層ができるそうです。油に浮かぶ生地をひっくり返すとこんがり美味しそうなキツネ色。裏表合わせて揚げ時間は4分ほど。

③  特製シロップでコーティング

シロップでコーティング

揚げたての生地に、砂糖やバニラエッセンスなどをブレンドした特製シロップを一つひとつかけます。熱々のうちにかけることでシロップが生地全体にまんべんなく広がるそう。このコーティングが独特の「サクサク」食感を生み出します。

できたて「ポイ・グレーズド」いただきます!

カメハメハベーカリーのポイ・グレーズド

<カメハメハベーカリー>ポイ・グレーズド 1個201円(税込)

こちらができたてホヤホヤの「ポイ・グレーズド」。表面のコーティングが半透明に落ち着き、カットすると鮮やかなパープルがお目見え。

早速食べてみると、表面はサクッとした食感、内側の生地は想像以上にふわふわ。噛めばもちもちと程よい弾力があり、イモ由来のしっかりとした後味が残ります。パクパクと進んでしまいそうなライトな味わいに、ハワイのみならず日本で人気なのもうずけます。

ハワイのスローな空気を味わって

ポイ・グレーズドイメージ

<カメハメハベーカリー>で「ポイ・グレーズド」を作るのは、ハワイでパティシエとして活躍した経験を持つ田邊紀裕さん。

「日本でハワイの味や文化が人気なのは、温暖な気候やゆったり流れる時間が日本人の肌に合っているからだと思います。ハワイで学んだそのままの味をお楽しみください」

おすすめはもちろん揚げたて。持ち帰りでも十分に美味しいですが、翌日に食べる場合はレンジで10秒ほど温めるとより美味しくいただけるのだそう。

見た目も味もクセになる、この夏はマラサダの進化系「ポイ・グレーズド」を味わって、ハワイの空気を感じてみてはいかがでしょう。

文: 大久保敬太

写真:小林友美
※本記事に掲載された情報は、掲載日時点のものです。商品の情報は予告なく改定、変更させていただく場合がございます。

店舗のご案内について

【店舗のご案内】
カメハメハベーカリー トーキョー
東京都渋谷区神宮前2-18-15

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