Foodie(フーディー)は、三越伊勢丹グループが運営する食のメディアです。

2015.11.27

食品フロアスタッフが本気で勧める、あの店の「コレおいしい!」#8

デュヌ・ラルテの田中孝明さん

日頃、三越伊勢丹の食品フロアで、実際に店頭に立っているスタッフたち。美食の戦場、美味の密林とでもいうべき空間で、お互いに最上の味をお客さまに届けるべく、切磋琢磨を続けています。そんな彼らが、「あえて」他店の商品からオススメしたい「コレおいしい!」を紹介する、この連載。強者は強者を知るように、本当においしいものを知っているのは、彼らなのです。

 

第8回:デュヌ・ラルテ 田中孝明さん

お昼時には行列ができるほど活気づく伊勢丹新宿店食品フロアのパン・洋総菜エリア『デリ エ ブーランジュリー』。その中央に位置するのが、表参道に本店を持つ人気店<デュヌ・ラルテ>です。前回登場した<ノワ・ドゥ・ブール>の西野さんが「口に刺ささりそうなほどサクサク!」と驚いた四角形のクロワッサン『ラルテ』をはじめ、洗練された都会的なパンが並びます。
「オススメですか? まかせてください!」と、ニコニコ癒やし系の笑顔でお客さまを迎えるのが、今回のスタイリスト・田中孝明さん。本店と伊勢丹新宿店を行き来する多忙ななか、積極的に店頭に出てはお客さまとのやりとりを楽しんでいるそうです。

「『オススメをください』と言われたら、お客さまが普段購入されるものとは『あえて』異なるタイプの商品を提案することが多いですね。それでお客さまに『はじめて食べたけど、おいしかった!』と言っていただけた瞬間が、一番うれしいです」

商品を正確に紹介するのはもちろん、お客さまがまだ知らない「おいしい!」発見を届けることこそ、スタイリストの腕の見せどころです。今回は田中さんが実際に手土産に使っているという、「あえて」の掘り出し物3品が登場します。第8回は「コレおいしい!」もとい、「コレ知ってる?」。もらった人の「なにこれ、おいしい!?」という驚きの声にニンマリする、田中さんの笑顔を思い浮かべながらお楽しみください。 

田中さんのオススメ①:ホームパーティでは「焼きそば」がウケる!

銀座アスターの焼きそば

<銀座アスター>焼きそば 972円(税込)

田中さんがまっさきに挙げたのは、中華の銘店<銀座アスター>の「焼きそば」。もともとこのお店のファンであり、勤務中のランチとしてよく購入しているといいます。

「豚肉に海老、たっぷりの野菜が入った『お店の味』が1,000円以内で食べられるのがいいですよね。<銀座アスター>には海鮮の焼きそばなどいろいろな味があるのですが、僕はやっぱりスタンダードなものがお気に入りです」
日頃のランチ以上にこの「焼きそば」が大活躍するのは、なんと友人同士のホームパーティだとか。

「みんなで料理を持ち寄ると、チーズやハムはあっても中華料理ってあまりないんですよね。『パーティに焼きそば?』と思われがちですが、ボリュームがあるのでしっかりお腹いっぱいになるし、名店の味は保証付き。実際に持っていくと、みんなとても喜んでくれますよ」
カジュアルな「焼きそば」は、むしろおしゃれなパーティでこそ注目を集めそうです。

田中さんのオススメ②:チョコレートではない、あえての「紅茶」ケーキがインパクト大!

赤坂トップスの紅茶ケーキ

<トップス>紅茶ケーキ (ミニ) 951円(税込)、(通常サイズ)1,664円(ともに税込)

続いては、手土産で人気の<トップス>から、定番のチョコレートケーキではなく、あえて「紅茶ケーキ」をセレクト。

「<トップス>の包みを見たら、ほとんどの人はチョコレートケーキと思うでしょう? だけど開けてみると……見慣れない『紅茶ケーキ』なんです。僕も友人からいただいて知ったのですが、チ ョコレートに負けないくらいおいしいんですよ。香りもよくて、スポンジにもしっかり風味が付いている。手土産としてのインパクトもあるし、きっとはじめて食べる人が多いんじゃないかな」
と、ニヤリ。<トップス>のイメージが変わること請け合いだそう。

ちなみにこの紅茶ケーキ、通常サイズのほかにミニサイズもあるので、贈答用だけでなく自分へのご褒美にも最適です。

田中さんのオススメ③:パン屋さんのバナナブレッドがお茶菓子に? 田中さん流・手土産のルール

アンデルセンのバナナブレッド

<アンデルセン>バナナブレッド (1/2本) 497円(税込)、(1本) 994円(税込)

最後は、<デュヌ・ラルテ>と同じ、ベーカリーの<アンデルセン>の伊勢丹新宿店オリジナル商品です。ライバル店では? と思いきや、同フロアのパン屋さん同士はとっても仲良し。撮影中にも近くのパン屋から「田中さんかっこいい!」と冷やかしの声が聞こえるなど、フロア一帯が和やかな雰囲気に包まれています。

「<デュヌ・ラルテ>は個性的なパンが多いですが、<アンデルセン>はみんなに愛されるやさしいパンが多いですよね。なかでも『バナナブレッド』は、<アンデルセン>の店長さんに教えてもらった最近の人気商品。見た目以上にずっしりとしていて、バナナのおいしさがぎゅっと詰まっています。パン屋さんでこんなにおいしいスイーツができるなんて、驚きましたね」

では、田中さんはこの「バナナブレッド」はどう使っているかというと……「お茶の先生など、『和』の世界の人への手土産にぜひ」と言います。

「意外かもしれませんが日本茶にとてもよく合うんです。手土産を探すとき、僕はあえて相手の専門外のものを選ぶようにしています。フレンチの職人さんに洋菓子を渡しても新鮮さは少ないですよね。それならあえて和菓子を渡して、そのおいしさを発見してほしい。異なるジャンルで、シンプルだけど高品質なものがいい。おいしいのはもちろん、相手に驚いてもらえるのは楽しいですよね」

おすすめの食べ方は、スライスしたブレッドに生クリームを添えて。日本茶との斬新なマリアージュを楽しめます。

 

伊勢丹新宿店では、食のプロフェッショナルたちが新しい「おいしい!」や、思いもよらない「味わい方」を教えてくれます。食のバリエーションが広がる楽しみこそ、多彩なスタイリストたちが集まる百貨店の魅力のようです。

デュヌ・ラルテのオススメ

デュヌ・ラルテのショコラ

<デュヌ・ラルテ>ショコラ 300円(税込)

田中さんが自らオススメする<デュヌ・ラルテ>のオススメは、コロンとキュートな見た目の丸パン「ショコラ」です。「記事に絹豆腐を使っていて、独特のモチモチ感が楽しめます。中のビターチョコレートも絶妙ですよ」

しっかし弾力のある記事に、甘すぎないビターなチョコ。まさに大人のための菓子パンです。

文: 大久保敬太

写真:八田政玄(1枚目、5枚目)、向井規博(2〜4枚目)
※本記事に掲載された情報は、掲載日時点のものです。商品の情報は予告なく改定、変更させていただく場合がございます。

バイヤー・スタイリスト / 田中孝明
お客さまとのコミュニケーションをこよなく愛するスタイリスト。はじめてデュヌ・ラルテのパンと出合ったときは、高い香りと小麦本来の深い味に驚いたそう。ここだけの話、私生活では「お米が好き(笑)」なんだとか。

商品の取り扱いについて

記事で紹介している商品は、伊勢丹新宿店本館地下1階=旨の膳/銀座アスター、カフェ エ シュクレ/トップス、デリ エ ブーランジュリー/アンデルセン、デュヌ・ラルテにてお取扱いがございます。

※本記事に掲載された情報は、掲載日時点のものです。商品の情報は予告なく改定、変更させていただく場合がございます。

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